SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

データインサイト、GPT-4を用いて記事生成するAIエージェント「tsubasa」をローンチ

 6月6日、データインサイトは、AIエージェント「tsubasa (ツバサ)」のローンチを発表した。また、同時に、「tsubasa」がGPT-4を⽤いて⾃律的に記事を自動⽣成・運営する住まいのメディア「すまいべすと」も公表した。

 「tsubasa」は、同社が開発したマーケティング自動化のAIエージェント。自律的にメディアを生成・運営でき、人が書くよりも早く・丁寧な記事の生成が可能になる。大規模言語モデル(LLM)ではHallucination(ハルシネーション:学習データにない内容を聞かれた際にもっともらしい嘘をついてしまう現象)の発生が課題となっている。今回、同社はデータ解析・AI活用ノウハウを活かし、適切にデータを活用することでHallucinationを抑えて正確性を担保した記事生成を達成したため、商用化を実現するに至った。

 同サービスでは、LLMとして「GPT-4」を用いられており、その他の大規模言語モデルにも応用ができる。加えて、ターゲットを考慮し、内容選定・トンマナ調整・SEOキーワードの織り込みといった、読み手を意識したデジタルマーケティングの展開も可能。

 今後は、生成したメディアのマーケティング分析・考察、さらには、分析結果からフィードバックを得てプロンプトをチューニングすることにより、ABテストやマーケティングPDCAまでも自律的に行うAIエージェントを目指す。

 さらに、同社が有する不動産や街に関するデータを構造的に整理し、正しくデータを提供する仕組みの構築により、「tsubasa」が記事を自動生成し、住まいのメディア「すまいべすと」として自律的な運営が可能となった。

画像を説明するテキストなくても可
すまいべすとの記事イメージ

 データの活用により、記事文脈に合わせたグラフなどの自動生成もできるため、文章に限らず、グラフ等により視覚的情報が加わったウェブメディアの構築を行うことができる。

【関連記事】
DAC、生成AIを用いたデジタルマーケティング支援ソリューションの社内検証を開始
Google広告、ジェネレーティブAIを活用した新たな機能を発表
Firework、生成AIを活用した動画コマース向けソリューションを発表 動画視聴者の質問へ自動回答
アドビ、Adobe Photoshopに生成AIを活用した「ジェネレーティブ塗りつぶし」を搭載
博報堂DYMP、生活者パネルデータをGPTモデルに学習 行動パターンに基づくプランニングが可能に

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/06/07 14:30 https://markezine.jp/article/detail/42450

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング