コカ・コーラ ボトラーズジャパンは2023年6月7日より、同社の自動販売機で15種類以上のQRコード決済が利用可能になる「QR de決済」サービスを開始した。
今回開始したサービスでは、対象となる自動販売機にQRコードシールを貼り付ける。利用者がスマートフォンを使ってQRコードをスキャンし、商品と支払い方法を選択すると、対応する決済サービスでの購入が可能になる。
展開エリアは1都2府35県。「PayPay」をはじめ「LINE Pay」「d払い」「au PAY」「メルペイ」「楽天ペイ」「WeChat Pay」などの決済サービスに対応する。決済手段の選択肢を拡大し、利用者の利便性向上につなげる狙いだ。職域や外国人旅行者の訪問が多い観光地を中心に、2023年内に約5万台のサービス展開を目指す。
【関連記事】
・ダイレクト・ホールディングスが自販機の運用支援サービス「KAKUDAI」を提供開始
・エンバーポイント、伊藤園の自販機アプリ「CHACOCO」を開発 顧客のスムーズな購買体験を後押し
・ヤフー、PayPayを利用した「顔認証支払い」の実証実験を開始 スマホや財布を出さずに決済可能に
・JAL、スマートフォン決済サービス「JAL Pay」を開始
・京王電鉄ら、渋谷駅構内に自動販売機を設置した実証実験へ AIカメラでデータを収集し駅の価値向上を図る