Instagramは、クリエイターがファンと交流できる新機能「一斉配信チャンネル」の導入を発表。日本を含む全世界で利用可能となった。
同機能は、クリエイターが自分のフォロワー全員を招待し、関心の高いファン層と1対多の交流ができる。クリエイターはテキスト・写真・動画・ボイスノートなどを投稿することで、最新情報や舞台裏の様子、近況などのシェアが可能だ。
メッセージを送ることができるのは、チャンネルを開始したクリエイター本人かコラボレーターとして招待されたアカウントだけとなる。チャンネルに参加しているファンは、共有されたコンテンツに絵文字でリアクションしたり、アンケートに投票したりすることができる。
クリエイターが一斉配信チャンネルを作成すると、最初のメッセージを送信する時のみフォロワー全員に参加を促す通知が送られる。フォロワーが「一斉配信チャンネルに参加」を選ぶとチャンネルが自分の受信箱に追加され、クリエイターが更新するたびにお知らせを受信できる。
加えてクリエイターのプロフィールに表示されるリンクや、ストーリーズのスタンプから誰でもチャンネルを閲覧することが可能。ただしリアクションや投票、お知らせを受け取ることができるのは参加者のみとなり、参加するにはクリエイターをフォローする必要がある。
なお一斉配信チャンネルを作成できるのは、クリエイターアカウントのみとなる。トピックごとに複数のチャンネルを作成することも可能で、一人のクリエイターが作成できる数に上限はない。同機能の利用対象となるクリエイターは順次拡大していく。
またチャンネル内でファンに質問を投げかけ自由回答で意見を集めることができる機能や、他のクリエイター・ファンを発信者として招待できるコラボレーター機能も、テストを開始している。日本では、今後数ヵ月で導入が始まる予定だ。
この他、受信箱にチャンネルタブの追加や、期間限定でチャンネルから発信できる機能、チャンネルのプレビューをストーリーズに投稿できる機能などもテスト中となる。
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