MarkeZineを運営する翔泳社より、8月30日(水)に書籍『ブランド力を高める「指名検索」マーケティング 顧客の検索行動に大きく影響する、動画広告の活かしかた』が発売となりました。
本書はラクスルの取締役CMOで、自身が立ち上げたノバセルの代表取締役社⾧でもある田部正樹氏が、ラクスルの売上を7年で42倍にした動画広告を用いた指名検索マーケティングのノウハウを詰め込んだ1冊です。
指名検索は売上に直結する指標として重要であり、「ターゲット」「提供する商品・サービス」「それを売る場所(確実にNo.1を取れる場所))」を明確にできる指名検索マーケティングは事業を成長させる最も効果的な施策の1つと言えます。そして指名検索を獲得するのに役立つのが、端的にアピールポイントを伝え、ターゲットによって出稿場所を変えられる動画広告です。
本書では指名検索マーケティングに動画広告が最適な理由から、動画広告の活用方法、そして「広告」が意図の伝わらない「作品」になってしまわないようにするポイントまで解説し、さらに足立光氏、西口一希氏、鹿毛康司氏、北尾昌大氏・高岡浩三氏との対談も収録しています。
低予算・短期間でも成果を期待できる動画広告を活用し、指名検索マーケティングで勝ちに行きましょう。
目次
序章 指名検索はブランドの強さを測るものさし
0-1 事業を伸ばすための3要素とは
0-2 指名検索が重要という結論にいたった背景
0-3 指名検索は「認知×購買意欲×プロダクト」の強さの掛け合わせである
0-4 指名検索を取るためにかかせない動画の重要性
第1章 マーケティングで失敗する大半の理由と正しい考え方
1-1 マーケティング=プロモーションという誤解
1-2 顧客理解ができずに無駄なお金を使い続ける
1-3 「手段」を優先して「誰に」「何を」を考えない
1-4 これだけは避けたい失敗事例:再現性のない手段優先の思考
1-5 ブランドイメージとポジショニングは“検索行動”を見よ
【対談】足立 光氏(株式会社ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター、CMO兼マーケティング本部長)
第2章 指名検索は事業成長に直結する
2-1 指名検索と潜在ニーズの密接な関係
2-2 指名されることは、ブランド認知や好意と同義
2-3 キーワード一致は費用対効果が小さい
2-4 新規顧客獲得はWeb広告だけに頼らない
2-5 指名検索されるには、他社にはない独自性を一言で表現できるかがカギ
【対談】西口 一希氏 (株式会社StrategyPartners代表取締役、M-Force株式会社共同創業者)
第3章 「検索行動」に現れる心理がヒット率を上げる
3-1 「クリエイターが創りたい広告」ではなく「売上を作る広告」の意識
3-2 ホームランではなくヒットを狙うためのデータの活用
3-3 戦略とクリエイティブの掛け合わせが肝
3-4 指名検索数の最大化がメディア運用のゴール
3-5 指名検索を共通指標とすれば、リアルタイムに効果が見える
3-6 ターゲットに届けることを最優先にメディアを検討する
3-7 未だに蔓延る「テレビ VS. ウェブ」の誤った対立構造
3-8 顕在層に商品を届けるだけでは顧客数は伸びない
【対談】鹿毛 康司氏(株式会社かげこうじ事務所代表 マーケター/クリエイティブディレクター)
第4章 動画広告が指名検索数を大きく伸ばす
4-1 動画広告の重要性と伸び
4-2 「一言で自社サービスを紹介する」考え方で整理する
4-3 一言をクリエイティブジャンプさせるポジショニングの取り方
4-4 感情が動くクリエイティブになるよう顧客理解を深める
4-5 伝えるべきことを決める
4-6 目的に合わせたメディアの使い分け
4-7 各チャネルの強みを生かし、ターゲットや目的に応じて使い分ける
【対談】北尾 昌大氏(株式会社北尾企画事務所、株式会社ants 代表取締役、CreativeDirector)
第5章 指名検索は〝マーケティングの民主化〞へのステップ
5-1 マーケティングを民主化すべき理由
5-2 ノウハウ不足がマーケティングの民主化を阻む
5-3 ノバセルのクリエイティブディレクターの思考法と人材の育て方
5-4 指名検索からの逆算思考で市場の圧倒的な存在になる
5-5 検索行動から導き出した勝ち筋
5-6 効果の可視化が実現するマーケティングの未来
【対談】高岡 浩三氏(ケイ アンド カンパニー株式会社 代表取締役社長)