セプテーニ・ホールディングスは、中核事業であるネット広告におけるシェア拡大と収益性向上の両立、第2の柱と想定しているEコマース事業の実現のため、諸施策をスピーディに実行する必要があるとして、今回の第三者割当増資を決定した。
割当先であるヤフー株式会社は、日本最大のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営しており、ヤフーとの関係強化は資金面以外でも大きなメリットをもたらしそうだ。
発行する新株は7000株(総額980,000,000円)はすべてヤフーが割当先となる。セプテーニは、ネット広告事業の競争力強化のためのM&A資金として約5億円、システム投資に約2億円、Eコマース事業など各種新規事業参入のためのM&A資金として約3億円をそれぞれ充当する予定。
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