11月14日、電通は、取締役会において、2024年度(2024年1月1日~12月31日)の業務執行体制を決定したことを発表した。
今回の体制変更では、dentsu JapanのCEOおよび、電通の代表取締役 社長執行役員を含む経営体制を一新する。具体的には、dentsu Japan CEO兼 電通 代表取締役 社長執行役員の榑谷典洋氏が退任。後任として、佐野傑氏が就任する。佐野氏は直近では電通の統括執行役員(ビジネスプロデュース統括)および、dentsu Japan執行役員のBX/DXコンサルティング統括を務め、また、グローバル全体のビジネス・トランスフォーメーションCEOを兼務してきた人物。
他にも今回の組織体制の転換により、8人の新任執行役員就任などの動きが生じる。
今後、dentsu Japanと電通は、佐野新社長の下で事業変革と組織風土の進化を両輪で推進していく。加えて、グローバル連携も強めていき、グループ全体で目指す「One dentsu」としての競争力牽引を目指す。
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