JP UNIVERSEは、12月7日、企業が独自の仮想空間を構築できるSaaS/PaaSサービス「Own World」の提供開始を発表した。
同サービスは、同社が家庭用ゲームソフト開発で培ったRPGの技術とゲーミフィケーションのノウハウを詰め込んだRPG/メタバース構築ツールキット「PEGASUS WORLD KIT(PWK)」を活用したもの。
PWKの各種機能をモジュールとして自由に組み合わせることで、企業が必要とする仮想空間サービスの構築が可能。また、SaaS/PaaSモデルで提供されるため、利用企業はサーバーやインフラの保守や運用が不要になる。
加えて同サービスでは、同社が開発中の「Multi Magic Passport (MMP)」との連動を予定。これにより、ユーザーは同じIDを活用して、他の企業の「Own World」で構築されたサービスへのアクセスも可能になるため、ユーザー活動の活発化も期待される。
同社は今後、ジャパン・メタバース経済圏の実現に向けて同社が開発中の「リュウグウコク」への接続も予定しており、ユーザーのさらなる拡大を目指す。
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