BIGLOBEは、1月4日、「コロナ禍を経て、人とのつながりに関する意識調査」を発表した。
約6割がコロナ禍で人とのつながりが減ったと回答
まず、「コロナ禍で人とのつながりが減ったと思うか」と質問を行った。その結果、「減ったと思う」との回答が19.9%、「やや減ったと思う」が37.8%となり、合計で約6割が減ったと回答した。
20代の約5割が「会社以外の人とのつながりがまったくない」
次に、友だちがいないと答えた人の割合を調べた。その結果、「あてはまる」と回答した人は全体で17.9%、「ややあてはまる」が25.7%となり、全体の43.6%が友だちがいないと回答した。
また、会社以外の人とのつながりの有無についても調査。「会社以外の人とのつながりがまったくない」と回答した人は、「あてはまる」が13.8%、「ややあてはまる」が24%で、合計約4割となった。年代別で見ると、30代~50代が3割台であるのに対して20代は48.2%となった。このことから、20代が他の世代に比べて会社以外の人とのつながりがない人が多いことが明らかになった。
さらに、一人で行動するのが好き(気にならない)という人の割合も調べた。その結果、「あてはまる」が37.1%、「ややあてはまる」が35%となり、全体の7割以上が一人で行動するのが好き(気にならない)と回答した。年代別で見ると、50代が77.6%に対して、20代が66%となっており、年代が高い層ほど一人で行動するのが好き(気にならない)という傾向が見られた。
人とのつながりを増やしたい割合、20代は約5割で他世代より10pt以上高い
次に、人とのつながりを増やしたいかどうか尋ねた。「あてはまる」が9.2%、「ややあてはまる」が27.9%となり、増やしたいと回答した人は合計で37.1%となった。また、年代別で見ると、20代は約半数がつながりを増やしたいと回答。他の世代よりも10pt以上上回る結果になった。
一方、人付き合いは面倒と回答した人は、「あてはまる」が27.3%、「ややあてはまる」が39.4%で、合計で66.7%となった。また、年代別で見ると20代が64.4%、30代が64%であるのに対し、40代が68.8%、50代が69.6%となり、わずかに高い結果となった。
【調査概要】
対象:全国の20代から50代の男女1,000人
方法:インターネット調査
期間:2023年11月16日~11月17日
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