マイボイスコムは消費意識に関する調査を実施した。なお、同調査は今回で9回目となる。
支出「増えた」と答えた人は過半数
1年前と比較した時の生活全体の支出額の増減を聞いたところ、「増えた」「やや増えた」と回答した人は合計で50.3%だった。2021年調査以降増加傾向で、2019年以前と比べても高くなっている。一方、「減った」「やや減った」と回答した人の合計は約7.8%、「変わらない」と答えた人は41.8%だった。
収入が「増えた」と答えた人は約1割
1年前と比較した時の生活全体の収入額の増減を尋ねたところ、「増えた」「やや増えた」と回答した人は約1割に。2021年調査では減少したが、それ以降は増加傾向だという。なお「減った」「やや減った」と回答した人の合計は約2割、「変わらない」と答えた人は62.5%だった。
支出先は「食品・飲料」がTop
1年前と比べて、どのようなものにお金をかけているかを尋ねたところ、最多回答は「食品・飲料(29.4%)」に。2番目以降に「旅行、レジャー(22.2%)」「外食、グルメ(17.5%)」が続いた。なお、1年前よりも収入が増えた層では「食品・飲料」「外食、グルメ」「旅行、レジャー」の他、「金融商品、投資」「衣料品、アクセサリー」の比率が高くなっているという。
逆に、我慢しているものは「旅行」
今年お金をかけるのを我慢しているものを聞いた。その結果、「旅行、レジャー(30.2%)」がトップ回答に。2番目以降に「外食、グルメ(20%)」「衣料品、アクセサリー(16.5%)」が続いた。
今後の購買意欲、約2割は「下がる」と回答
今後1年間の購買意欲の変化を尋ねたところ、購買意欲が「高くなる」「やや高くなる」と回答した人の合計は約1割に。一方、「低くなる」「やや低くなる」と回答した人の合計割合は約2割、「変わらない」と回答した人は64.9%だった。
【調査概要】
方法:インターネット調査
対象:MyVoiceのアンケートモニター
時期:2023年9月1日(金)~9月5日(火)
回答者数:9,746人
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