BtoBマーケティング×データ活用の未来とは?
簗島:最後にBtoBマーケティングとデータ活用の未来について語っていきたいと思います。営業とマーケティングの連携というのは1つのテーマになっていますが、今後はデータ面でも連携することが重要だと考えています。三浦さんはいかがでしょうか。
三浦:データの連携をより簡単に行えるようになるといいなと思っています。当社には172万社の企業データがあるのですが、それをボタン1つでマーケティングソリューションと連携できて、PVやコンバージョンなどのデータをもとに検討状況が視覚化できたらより効果的な提案ができそうです。

簗島:リストの大きさにもよりますが、ブランドリフト調査で競合とのマインドシェアなどを調べ、一定の数値になるまでは広告でアプローチし、数値を超えたら営業がアポイントを取っていくといった仕組みは作れるはずです。
このように「相手が欲しいかも」と思ったタイミングで営業が始められると少し未来感が出てきますね。
三浦:今当社はSales Cloudに営業のデータが入っているので、ボタン1つでアウトバウンドコールができて、その履歴が残っています。そこに広告の接触回数やブランド認知度をつなげられれば、より精度が上がりそうです。
簗島:ここまで、三浦さんとBtoBマーケティング×データ活用をテーマにお話ししてきました。現時点ではリードを獲得する段階でのデータ活用が中心になっていますが、より営業活動の精度を上げるためにデジタルマーケティングのデータを活用するなど、より受注に近いところで営業とデジタルマーケティングのデータが連携していけると良いと感じました。三浦さん、本日はありがとうございました。