ChatGPTでA/Bテストをクイックに実行する
第1回と第2回の動画では、ChatGPTを使ったメルマガの作成方法をご紹介しました。効果的なメルマガを作成できたとしても、遷移先となるサイトが十分なパフォーマンスを発揮できていなければ、得られる効果は半減してしまいます。
代表的なサイト改善手法の一つに、A/Bテストが挙げられます。A/Bテストは低コストで実行できるメリットがあるものの、具体的な進め方や注意点がわからない方もいるのではないでしょうか。
実はこのA/Bテスト、ChatGPTの得意分野なのです。事前学習の程度が出力精度を左右するChatGPT。既にChatGPT上にグローバルのノウハウが蓄積されている、つまり事前学習が進んでいるA/Bテストの場合、簡単な問いかけで十分なアウトプットが得られるためです。
有償版のChatGPTでは、A/Bテストの対象となるサイトのURLを入力すると、ブラウジングが行われます。「ブラウジングした情報を基にA/Bテストの具体的な計画を立てて」と指示すれば、目標に応じたテスト内容と実施方法が導き出されるのです。
ChatGPTのアウトプットがそのまま成果につながるわけではありませんが、なかなかアイデアが浮かばないときは参考になるはずです。また、自社にマッチしたプロンプトを見出すことができれば、ほかのページにも応用が効き、業務効率化も見込めます。
それでは、次のページにある動画(約6分)で、A/Bテスト案を作成してもらう場合のプロンプト例と、押さえておくべきポイントをご覧ください。