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TikTokのトレンドから学ぶ、縦型動画の攻略法

TikTok広告のクリエイティブに必要なのはUGC風!広告制作における5つのポイント


広告制作に必要な5つのポイント

 広告制作では、カルーセル形式の構成や音声、フォントなど、動画内の要素を分解し、UGC投稿のトレンド要素を組み込むことが鍵となります。

 制作時のポイントは多数ありますが、今回は基礎として5つ紹介します。

【UGC風クリエイティブの制作ポイント 基礎5つ】

1.基本構成:動画全体の流れを決めるもの。

2.フォーマット:動画の見え方・表現方法のこと。

3.テキスト:クリエイティブ内のあらゆるテキスト。

4.音声:クリエイティブに挿入する音声。

5.ディスプレイカード:TikTok for Business で利用可能な機能の1つ。

1.基本構成

 動画クリエイティブでまず重要となるのが構成です。冒頭フックから、疑い、メリット、疑い、疑惑払拭、そして最後のオチという基本構成を組むと、ユーザーが離脱せずに最後まで視聴してもらえる可能性が高まります。

2.フォーマット

 最初にご紹介したUGC風のフォーマットを採用することで、TikTokのおすすめフィードに馴染ませることができます。

3.テキスト

 動画の中のテキストでどのような表現をするかで、広告の理解度や興味関心度が大きく変わります。特に冒頭は目を引くテキストを入れて、惹きつけましょう。

4.音声

 TikTokの動画は音声ありが前提となっているので、テンポ感の良いナレーションを入れながら、動画内の情報量を濃くしていきましょう。

5.ディスプレイカード

 TikTok広告ではディスプレイカードを挿入することができます。これにより、ランディングページやアプリに遷移させることができるので、動画を見てもらう以外の目的(購入やアプリインストールなど)がある場合は、積極的に活用しましょう。

今回のまとめ

 広告制作においては、視聴者がUGC投稿と広告の境界を感じることがないようなクリエイティブを制作することが重要と言われています。そのため、最近ではUGCトレンドのフォーマットやスタイルを模倣した広告クリエイティブが増えています。

 広告では、消費者から共感を呼び起こすことが期待されています。UGC風の見せ方を取り入れることで、ユーザーに受け入れられやすい広告を制作できます。

 次回の記事では、日々移り変わるトレンド要素をどのように広告に転用しているのか、その具体的な視点や手法を交えながらお伝えいたします。

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この記事の著者

渡邊 呂笑(ワタナベ ロエ)

 1998年生まれ。早稲田大学国際教養学部を卒業後、2020年にオプトへ入社。入社後はアフィリエイト領域にて金融案件を中心にメディア様向き合いを担当。2022年からはTikTok, Facebook/Instagramのプラットフォーム担当となり、社内に対してプロダクトなどの導入推進に従事。TikTok促進の一環で...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

瀬戸口 諒(セトグチ リョウ)

 1997年生まれ。大学卒業後、2020年にオプトへ入社。学生時代にSNSマーケティングに興味を持ち、入社後はSNS領域にて食品、飲料など様々な企業アカウントの運用を担当。2022年からは、TikTok促進の一環でTikTokクリエイティブアナリストも務めており、クリエイティブ案・事例創出に注力している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2024/06/26 18:32 https://markezine.jp/article/detail/45093

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