SNS時代のマーケティング思考
そのSNS時代のマーケティング思考において、対応する要因が3つ目の「SNSでのシェアから認知した場合にも様々なパターンがあって表現できない」となります。
AIDMA、AISASと提唱されて、ファネル構造は蝶ネクタイを縦にしたものになりました。それでも一番上のAwareness(認知)は変わらないものの、本格的なSNS時代が到来した今日、認知はとにかくマスメディアというわけではなくなっています。
ファネル構造モデルで思考するのは、もはや危険
無理やりファネル構造にこれを持ち込むと(筆者もやってはみましたが)、極めて複雑なのに説明しきれていないという悲惨なモデルになります。そもそもファネルでの説明は無理なのです。
この記事のタイトル通り、「ファネル構造モデルは破綻」しています。テレビCMに力があった時代には多少成立していたモデルですが、今やこのような単純化モデルでは思考しないほうがよいと思います。
マーケターのみなさんは、こういうモデルに自社ブランドをあてはめないほうがいいでしょう。ファネルを利用してマーケティング施策を実行するのであれば、徹底的にミドルファネルを考え、そこでどういう施策が実施できるのかを企画しましょう。
