テレビCMの来店・購買効果を分析
unerry、SalesPlusおよび電通は「TV de Sales+(テレビ・デ・セールスプラス)」の提供を開始した。
同サービスでは、テレビ実視聴データを用いた電通のオンライン・オフライン統合マーケティング基盤「STADIA」と、unerryのリアル行動データプラットフォーム「BeaconBank」がAI推定する全国小売店の来店データならびに小売企業が提供する購買データを連携。テレビCM接触者の来店や購買を計測・分析し、広告主のメディアプランニングをサポートする。
メタバース空間のドンキ
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、ドン・キホーテ、カイバラボ、NTT QONOQ(以下、コノキュー)の4社は3月12日、メタバース上に「METAドンキ」を公開した。
METAドンキは、カイバラボとコノキューが共同で構築した仮想空間。コノキューが提供するブラウザ版メタバースプラットフォーム「DOOR」内に存在する。
ユーザーはPCやスマートフォンからMETAドンキを利用することが可能。期間限定イベントやドンキオリジナルアバターの着せ替えなどを楽しめる。
実店舗に近い仮想空間を提供することで、様々なユーザーがドン・キホーテを体験できるようにする狙いだ。
サイネージの視聴率が測定可能に
ファミリーマートのデジタルサイネージ設置店舗が10,000店を達成。同社はサイネージ「FamilyMartVision」の配信メニューを強化した。
全国配信および4つのエリアへの出し分けに加えて、より細分化された単位での配信プランを正式にメニュー化。都道府県など地域単位での広告の出し分けを可能にするとともに、オフィス街や学校周辺などの店舗に絞った「立地別」や、特定の属性の来店比率が多い店舗に絞った「ターゲット別」での配信にも対応する。
さらに、AIカメラによる視認分析をメニューに追加。これにより、広告配信期間中のサイネージ視認率や、視認者の属性分析を可能にする。
デザインコンサルティング領域を強化
NTTデータとmctは3月8日、資本業務提携の締結を発表した。同提携にともない、NTTデータが持つデザインコンサルティングやデジタルテクノロジーのノウハウと、mctによるインサイトリサーチや組織開発などの伴走支援を組み合わせ、デザインコンサルティング領域におけるコンサルタントリソースを拡充する。
