約14万人にリーチし、過去実績から見ても好成績!「フレシネ」が取り組んだ、新Instagram活用
MZ:具体的な取り組みについてうかがいます。サントリーホールディングスはスパークリングワインブランド「フレシネ」の施策として、スマートシェアのハッシュタグSEOを導入したそうですね。背景や課題感を教えていただけますか。
白洲:直近の課題は新規獲得、特に若年層の認知拡大でした。フレシネブランドは、長年発売している“コルドンネグロ”をメインにワインユーザー40~50代を中心に選ばれている商品でしたが、若年層にはあまり認知されていなかったのです。そこで海外でも若年層を中心に注目を集めている、ボトルデザインが特長的な「フレシネ プロセッコ」に着目し、ターゲットを20代~30代女性に絞ったプランニングを進めることに。この年代の多くが活用しているInstagramを活用することにしました。
齋川:お話を聞いた際に、ハッシュタグSEOを活用することで「InstagramのSEO」と「ユーザーによって作り上げられているInstagram上でのSOV上昇」という、サントリーホールディングス様が求められている2つのことを満たせると考え施策を進めていくこととなりました。
MZ:フレシネの施策について、詳しくお聞かせください。
白洲:10月~12月のモーメントに関連したハッシュタグを選定し、訴求したいシーンのタグ検索上位を図りました。
具体的には、スマートシェア様とハロウィンや年末イベントに関連して投稿や検索がされるハッシュタグの中からフレシネのイメージと合うタグを選定したほか、「フレシネ プロセッコ」の特長を魅力的に表現していただけるようなインフルエンサーをリストアップ。あとはスマートシェア様にインフルエンサーアサインから条件交渉、ディレクション、投稿、レポーティングまで一気通貫で対応していただきました。
その結果、約14万人へリーチし、エンゲージメントや保存も当社の過去実績の平均よりも非常に高く獲得できました。
齋川:インフルエンサーの方に、フレシネの飲用シーンを投稿していただく形です。「#クリスマスディナー(47.4万投稿)」と「#お泊まり女子会(2.1万投稿)」で1位、「#女子会パーティー(3.7万投稿)」と「#お泊まり会(17万投稿)」で2位など、様々なハッシュタグで上位表示を獲得し、フレシネは女子会シーンに欠かせない商品イメージを醸成することができました。
※ハッシュタグのボリュームは2023年10月~12月時点で確認したものを記載
リーチ数、エンゲージメントで高い効果を発揮する「ハッシュタグSEO」とは
MZ:サントリーホールディングスが導入したスマートシェアのハッシュタグSEOとは、どのようなサービスなのでしょうか。
齋川:ハッシュタグSEOは、独自の指標からインフルエンサーを選定し、フォロワー外へのリーチとSOV(Share Of Voice※1)を高めて、ブランドの認知率を最大化するInstagramソリューションです。2023年8月にローンチし、現在サントリーホールディングス様をはじめ約50社の企業様に導入していただいています。
齋川:ハッシュタグSEOでは、APIを活用し特定のハッシュタグにおける検索結果での投稿内容を吸い上げます。そのデータを基に、検索結果に表示されやすいインフルエンサーを抽出。フォロワー数やエンゲージメント数といった従来の基準に加えて、新たなロジックである表示順位・表示回数など、検索結果での出現頻度を算出しています。
この抽出ロジック・システムは、特許取得済みです。
また、投稿データから併用率の高いハッシュタグを抽出できるため、訴求内容に合わせる形で実際のユーザーの投稿を基にハッシュタグ候補を複数の軸で提案できるのも特徴です。その上で各訴求軸での表示に向いているインフルエンサーの提案・アサイン・投稿補助・レポーティングまで一気通貫で支援するサービスです。
「ハッシュタグSEO」のご利用を検討されている方へ
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