成果を出せた理由は、フォロワー外へのリーチにあり
MZ:今回のフレシネにて成果が出せた理由はどういったところにありますか。
白洲:インフルエンサーさんが丁寧に作っていただいた、クリエイティブの良さが要因の1つとして挙げられるかと思います。
齋川:そうですね。加えて、ハッシュタグ検索・発見タブを中心としたインフルエンサーのフォロワー外(アンフォロワー)リーチが効率的に獲得できたことも挙げられます。
齋川:ハッシュタグSEOでは、インフルエンサー選定時に、独自の基準で選定していることを先ほどお伝えました。フォローをしているインフルエンサーからの情報を受動的に受け取るだけでなく、ハッシュタグをたどって自分から情報を取りに行く現代の生活者の情報収集サイクルにフィットさせたことで、自然な形での認知の拡大が行えたことが大きいと思います。
変化に対応し、その時にあった勝ちパターンを見つけていく
MZ:こうした成果を受けて、社内からの反響はありましたか?
白洲:サントリーホールディングスでは、フレシネの事例を受け、他のブランドでもハッシュタグSEOを活用しています。
たとえばジャスミン焼酎ブランド「茉莉花(まつりか)」では2024年4月に新商品JJ缶(ジェージェーかん※2)を発売しました。ターゲットである20代~30代のブランド認知を高めるべく、ブランド名や商品名以外のタグ検索への露出を目指し、「#お花見」「#桜祭り」「#お茶割り」などのハッシュタグをインフルエンサー投稿へ組み込み検索上での露出を図りました。
※2:2024年3月5日(火)より全国のコンビニエンスストアで先行発売
白洲:ほかにもクラフトウイスキー「メーカーズマーク」や、コーヒーリキュール「カルーア」などでもハッシュタグSEOを活用しています。
ターゲットに対し、Instagram上で正しく情報設計することで効率的にリーチできることがわかったので、今後も他ブランドで検証を重ねていき、ハッシュタグキーワードの勝ちパターンを模索していきたいです。
MZ:最後に、今後の展望をお聞かせください。
白洲:これからも時代や生活者の行動様式の変化によって、メディアの活用方法も変わっていくでしょう。引き続き、変化に対応しながら新しいコミュニケーションへのチャレンジを続けていきたいです。
齋川:今回はInstagramの事例を紹介しましたが、これからもサントリーホールディングス様とともに、生活者の行動様式における、メディアやプラットフォームに適した価値あるコミュニケーションを実現させ続けていきたいと思います。
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