マーケティングソリューションの提供によりWebとアプリの収益最大化を支援するReproは、Webサイト全体の表示速度を高速化する「Repro Booster」の正式提供を開始した。
Webサイトの表示速度改善は、SEO(検索エンジン最適化)の検索ランキングの決定要素として、重要性が高い施策の一つだ。
同ツールは、タグの設置のみで導入でき、導入した当日からサイトスピードを高速化する。また、その後のツール運用が不要なのも特徴だ。
独自の特許技術により、Webサイトに訪問したユーザーが次にクリックする可能性が高いリンクを予測、リンク先の情報を先読みし、ユーザーがリンクをクリックした際、あらかじめ読み込んだ情報を瞬時に表示できる。サイトの回遊中に取得した情報もユーザーの端末に一時保存し、管理・活用することでクリック後の高速表示も可能にしている。
また、Webサイト上の画像を次世代画像フォーマット(AVIF・WebP)に自動変換する「画像フォーマット自動変換機能」により、従来以上の表示速度高速化を実現する。
既に、2022年10月からβ版の提供を開始しており、ECサイトやメディアサイトに導入されている。SEOに影響の大きいCore Web Vitals(コアウェブバイタル)の指標である、「LCP(Largest Contentful Paint)」が平均19.1%改善、ページスピードに関連する指標「FCP(First Contentful Paint)」 が平均33.5%改善した効果※が現れている。
※2024年3月28日〜2024年4月11日に実施したスプリットテストの結果(モバイルユーザー・適用比率1:1)。Repro Booster導入済みのECサイト(個別コンサルティング対応を除く)を対象とし、Google Analytics 4で収集した各指標の中央値を比較
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