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マーケティングのデータ活用、約9割が重要と回答するも約3割の企業は未連携【アタラ調査】

 アタラは、7月30日、現在マーケティングデータを集計・管理している人を対象に「マーケティングデータ活用に関する調査」を実施し、その結果を発表した。

約9割の人がデータマネジメントは重要と回答

 まず「マーケティングの成果向上における、データマネジメントの重要度」を尋ねた。その結果、「非常に重要」が36.1%、「やや重要」が49.0%となった。

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 その上で「現在のマーケティングデータの管理・活用のステージ」を聞いたところ、「個別にデータが散在し、まったく連携できていない」との回答が29.7%、「部分的なデータの連携は行われているが、多くのデータはまだ連携ができていない」が29.5%、「多くのデータがデータ基盤に集約されているが、利用までは至っていない」が16.1%と続いた。

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 9割近くの人がデータマネジメントは重要だと考えているものの、現時点では約3割の企業がデータの連携がまったくできていないことが明らかになった。

自社保有のマーケティングデータは、インターネット上で得られるものが上位に

 続いて「自社が保有しているマーケティングデータ」について質問したところ、「ウェブサイトからのお問い合わせデータ」が29.9%で最も多かった。2位が「SNSの接触データやフォロワーに関するデータ」で27.7%、3位が「ECや予約などのウェブサイト上での制約データ」で25.5%と続いた。ウェブサイトやSNSなどインターネット上で得られるデータが上位を占めていることがわかる。

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 また、「マーケティングデータ活用において期待したい効果」について聞くと「ウェブサイトのコンテンツ強化(コンテンツマーケティング)」が30.8%で最も多くなった。他には「インサイドセールス、カスタマーサクセス業務の精度改善・自動化」が28.3%、「オンラインとオフラインの連携(OMO、店舗DXなど)」が25.4%となった。マーケティングデータ活用において、3割超の人がウェブサイトのコンテンツ強化(コンテンツマーケティング)に期待を寄せていることがわかる。

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現在使用している&今後使用したいマーケティングツール、1位は「ABMツール」

 次に、「現在、使用しているマーケティングツール」について質問を行った。その結果、「ABMツール(Account-Based Marketing)」が29.9%で1位に。2位が「BIツール(Business Intelligence)」で27.7%、3位が「CDP(Customer Data Platform)」で22.3%と続いた。

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 また、「今後、使用したい、使用すると効果改善が望まれると思われるマーケティングツール」を選択してもらったところ、「ABMツール」が33.6%、「BIツール」が30.4%、「CDP」が23.4%となった。

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 このことから、現在使用しているマーケティングツールおよび今後使用したいマーケティングツールともに「ABMツール」「BIツール」「CDP」が上位を占めることとなった。

データ活用・管理の課題、1位は「マーケティング全体の戦略立案」

 最後に「データ活用・管理に取り組む際の課題」について質問した。すると、「マーケティング全体の戦略立案」が29.3%、「データ活用全体の戦略立案」が28.8%、「担当する人材の不足」が27.7%となった。このことから、戦略立案スキルの有無や担当する人材の不足といった課題を抱えていることがわかる。

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【調査概要】
期間:2024年6月4日(火)~2024年6月6日(木)
方法:リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMAによるインターネット調査
人数:757人
対象:調査回答時に企業のマーケティング担当者であると回答したモニター
調査元:アタラ
モニター提供元:PRIZMAリサーチ

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MarkeZine(マーケジン)
2024/07/31 09:00 https://markezine.jp/article/detail/46353

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