ADDIXがJR東海グループに
DX・デジタルマーケティングの支援事業を展開するADDIXは、現株主であるエンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合ほかが保有する全株式を、東海旅客鉄道(以下、JR東海)に譲渡する目的で株式譲渡契約を締結。これによりADDIXは、JR東海のグループ会社となった。
なお、親会社の変更にともなう名称・事業内容・本社所在地・取り組みなどの変更はない。
メタバースから実店舗に送客
TOPPANとイオンリテールは、Z世代向けの店舗送客手段としてメタバース空間を活用し、メタバース空間とリアル店舗を連携した施策を実施した。
具体的には「夏祭りエリア」と「イオン店内エリア」で構成した「メタバースイオン」を構築。前者では屋台をモチーフにした「巨大射的ゲーム」を、後者ではバーチャル食品売り場内をカートに乗って競争する「買い物競争ゲーム」を用意した。
イオン店内エリアにおいて、対象店舗で使用可能な「値引きクーポン」や、人気VTuberの描き下ろし壁紙を入手するための合言葉を掲出することにより、メタバース施策の課題とされていた店舗送客を実現した。
アウトドアに特化した新会社
博報堂と三菱自動車は、新会社「NOYAMA」の事業を開始した。
NOYAMAは、アウトドアに特化したプラットフォームビジネスを展開する企業だ。初年度は、コンテンツ・コミュニティサービス「冒険の学校」と、プラグインハイブリッドEV(PHEV)およびアウトドアギア・電化製品の一括レンタルサービス「e-Outdoor」を提供する。
中期的にはプラットフォームビジネスとして、EC事業や広告配信事業、データコンサルティング事業など、幅広い展開を目指す。
地域EC事業者のグローバル進出を支援
博報堂の組織横断型プロジェクト「HAKUHODO EC+」では、日本各地域の地方自治体や事業者のEC/DX支援を行う「地域DXソリューション」に、新たな支援メニューを5つ追加した。
具体的には「ふるさと納税」「グローバル進出」「ECスタートアップ」「自社EC立ち上げ」「地域オフライン出店」を追加。ふるさと納税では、返礼品の開発やサイトの立ち上げなどをワンストップで支援し、自治体の運用負荷を削減する。グローバル進出では、地域事業者のグローバル進出に向けて、生活者や市場のインプットを行う勉強会を実施。ASEANを中心に、海外ECモールへの展開や自社サイトの立ち上げまで、販路開拓を一気通貫で支援する。そのほか、オフラインにおけるポップアップストアの構築支援なども行う予定だ。
漫画家専用のアパートメント
サイバーエージェントは「SPY×FAMILY」「チェンソーマン」などを手がける漫画編集者の林士平(りん・しへい)氏とともに、漫画家が漫画の制作に集中できる環境を整えた施設「MANGA APARTMENT VUY(マンガアパートメントヴイ)」をオープン。入居者の募集を発表した。
同プロジェクトは、日本が世界に誇る漫画産業において新たな才能を見つけ出し、サポートする目的で発足。林氏を寮長兼プロデューサーとし、サイバーエージェントが運用面をサポートすることで、新たな作品が生まれる環境を提供する。
