※本記事は、2024年9月刊行の『MarkeZine』(雑誌)105号に掲載したものです
注目機能の正式版をリリース
JAPANAIは8月6日、同社が提供するマーケティング特化型AIサービス「JAPAN AI MARKETING」において、日本人の特徴を捉えた人物画像を生成できる機能をリリースした。
同社は6月に本機能のβ版をリリース。今回リリースされた正式版では、さらに自然な日本人画像の生成を実現した。
画像生成の基本機能は4つ。単語ボタンを押すだけで要素入力が可能な「画像生成プロンプトアシスト」のほか、背景除去機能、類似画像生成機能、サンプルからの画像生成機能などを搭載している。
ZEPETOを活用した広告パッケージ
電通、CARTA COMMUNICATIONS、電通デジタル、セプテーニ、NAVERZの5社は、NAVERZが提供するメタバースアプリ「ZEPETO(ゼペット)」を活用した広告パッケージ「Creator Collaboration Packages」の提供を開始した。
同パッケージでは、メニューに応じて企業のPRコンテンツを制作。露出を拡大するための広告配信枠を提供する。
また、ZEPETO上で対象企業と相性の良いクリエイター・インフルエンサーを起用し、PRコンテンツの投稿を依頼。フィード投稿を中心に、若年層向けの企業ブランディングや認知向上施策を行えるようにする。
ディープフェイクを施さないCM制作サービス
生成AI事業やメタバース・NFTマーケティング事業を展開するホープリヴスは、ディープフェイクを施さないCM制作サービス「AIキャスティCM」の提供を開始した。
同サービスではAI技術を活用し、人物やロケーション撮影を要することなくCMを制作。台本作成から映像生成までの全工程をAIが担当することにより、従来のCM制作と比較して制作期間を最大90%短縮、コストを最大70%削減する。
KDDI、NECら7社が加盟
プライバシーテック協会の第1期賛助会員として、JMDC、博報堂DYホールディングス、KDDI、電通、TOPPANエッジ、デロイトトーマツリスクアドバイザリー、日本電気(※入会承認順)の7社が加盟。また、日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)とデータ社会推進協議会(DSA)の2団体も特別会員として加わった。
プライバシーテックとは、パーソナルデータの保護と適切な利用を両立する技術の総称。主な技術として、秘密計算や匿名化、差分プライバシー、合成データ、連合学習などがある。
同協会はプライバシーテックの社会実装を目指し、普及や啓発、現行法の関係整理、ルール作り、実証実験と事業推進のための環境構築などを推進する任意団体だ。