セルフホワイトニングブースに広告を配信
サイバーエージェントは、RIZAPおよびGENOVAと、サイネージ広告配信サービスの提供に向けた取り組みを開始した。
具体的には、RIZAPが運営するスマートライフジム「chocoZAP」の広告サービス「chocoZAP Partners(チョコザップパートナーズ)」において、3社が連携。chocoZAPのセルフホワイトニングブース内に設置したデジタルサイネージで、歯科やクリニックに関する情報を配信する。これにより、chocoZAP会員の口腔ケアに対する意識を高めるとともに、地域の歯科・クリニック情報への接触機会を創出し、地域医療の活性化につなげる。

マーケティングDX領域の強化へ
住友商事は、デジタルマーケティング支援事業を展開するKIYONOに対し、追加出資を実施した。
住友商事グループは、今回の追加出資を通じてKIYONOとの事業連携を強化。マーケティング活動の高度化を目指すクライアントに対し、顧客データに基づく効率的なマーケティングの支援やソリューションの提供を行うことで、マーケティングDX領域におけるフルバリューチェーンでのオファリング機能強化を目指す。
人流データ×ポイ活アプリでOOHの効果測定
地図データや人流データを活用して課題解決に取り組むジオテクノロジーズでは、2024年4月1日付で八剱洋一郎(やつるぎ・よういちろう)氏が代表取締役社長CEOに就任した。
同氏は、長年にわたって国内外の通信業界に携わり、サイバーセキュリティーや国際ビジネス戦略に精通した人物だ。ジオテクノロジーズが保有する、タイムリーな「地理空間データ」と、人流データやアスキングデータなどの「動態データ」を活用し、4つの事業を強化していくという。
具体的には、ポイ活アプリ「トリマ」などの顧客接点から得られる人流データを活かし、調査や広告などの販促マーケティングソリューションを提供する予定だ。たとえば特定の場所に設置されたOOHにポイ活アプリのユーザーが近付いた際、ユーザーに向けてアンケートを配信することにより、OOHの効果測定を可能にする。
DEI視点を取り入れた広告企画に伴走
電通は、クリエイティブ領域に特化したDEI(Diversity,Equity&Inclusion)コンサルティングチーム「BORDERLESS CREATIVE(ボーダーレスクリエイティブ)」を発足した。
同組織では、DEI視点を取り入れた広告企画・新規事業の開発をワンストップで担う。ジェンダーや障害など、DEI領域の知見を持つクリエイターと当事者、専門家が連携し「BODERLESS CREATIVE METHOD」のもと、見えないボーダー(課題)の発見から企画・制作までのフェーズで、クライアントに伴走する。電通デジタルとプレイドによる新チーム
電通デジタルとプレイドは、広告×CRM領域横断の専門チームを電通デジタル内に新設した。
具体的には、プレイドが提供するCXプラットフォーム「KARTE」を活用して、クライアントの広告領域とCRM領域の1stPartyDataを相互に共有。これにより、ソーシャル・広告・実店舗・ECなどのチャネルで一貫したマーケティング施策の実行を支援する。
チームの組成にあたり、プレイドからはKARTEのプロダクト群に対する知見を有する人材、電通デジタルからは広告やCRMに対する専門性と実績を有するデジタルマーケターらが参画する。
日テレのニュースサイトで広告配信を高度化
Taboolaと日本テレビ放送網(以下、日本テレビ)は、ネイティブ広告分野における複数年の独占契約を締結した。
締結にともない、日本テレビは日本テレビ系NNN30局のニュースサイト「日テレ NEWS NNN」においてTaboolaのプラットフォームを活用し、最適なタイミングでパーソナライズされたコンテンツ体験と広告配信を実施。これにより、日テレ NEWS NNNの読者拡大とブランド力向上を目指す。
