新興SNSへの広告出稿をサポート
CARTA HOLDINGSのグループ会社でマーケティングに特化した事業を展開するCARTA MARKETING FIRMは「BeReal.」広告の取り扱いを開始した。
BeReal.は、DAUが310万、MAUが4,300万(ともに2024年6月時点。出典:BeReal.)のSNS。ユーザーの97%を14〜27歳が占める。2024年7月より広告事業を開始した。
CARTAMARKETINGFIRMではBeReal.広告を販売するほか、企業のニーズに合わせた企画の提案や施策実行のサポート、公式アカウントを活用したコミュニケーションプランニングなどを支援していく。
インテントデータやAIを活用
電通は、2024年1月に発表した次世代マーケティングモデル「Marketing For Growth」を、国内外のBtoB領域にも展開。「Marketing For Growth B2B」として、サービスの提供を開始した。
本サービスではBtoBマーケティングのトレンドに対応。インテントデータやAIを活用しながら、クライアントのマーケティング活動における投資対効果の向上を目指す。
グローバル市場では、欧米・アジアにおいて1,000名規模のコンサルタントが活躍する「dentsu B2Bグローバル・プラクティス」チームと連携。今後あらゆるサービスを統合し、海外市場における日本企業の事業成長を支援していく。
人文知×マーケティング
サイバーエージェントはインターネット広告事業において、Podcast「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTENRADIO)」を運営するCOTENと業務提携。社会課題に対する情報調査を行う専門機関「人文知研究所」を新設した。
本機関の設立により、社会課題に対する新しいアプローチを模索するとともに、広告会社として社会課題の解像度を上げ、サービスの品質向上を目指す。また、社会課題および企業課題に関するリサーチテーマを定め、歴史・人文知に基づく情報収集も実施。課題解決に資するファクトとインサイトをまとめ、インターネット広告事業における意思決定に活かしていく。
自社特有の審査基準を学習するAI
サイバーエージェントはAI事業本部において、クリエイティブ審査自動化システム「審査AI」の提供を開始した。
本システムでは、クライアントが指定したルールに基づき、AIによる自動審査で広告クリエイティブをスクリーニング。審査結果を提示する。審査結果のフィードバックを蓄積・学習することで、企業固有の判断基準に適応した専用のAIアシスタントとして機能する。
テキスト広告の審査でAIに学習させたルールをバナー広告に適用することも可能。今後は動画広告やLPなど、審査対象の拡張を予定している。
保険業務の高度化に向けたパートナーシップ
第一生命ホールディングス(以下、第一生命HD)は、マイクロソフトと複数年にわたる戦略的グローバルパートナーシップを締結した。
今回の締結にともない、第一生命HDは「MicrosoftAzure」をグループ全体の標準クラウドプラットフォームとして位置づける。第一生命グループが有する保険業務の知識・経験と、マイクロソフトが持つクラウドサービスやAIなどのテクノロジーを融合させることで「顧客体験価値の向上」「従業員満足度の向上」「営業体制の効率化」を推進する狙いだ。