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第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

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業界最新動向:MarkeZine注目ニュースまとめ

電通元代表取締役社長の榑谷典洋氏、名古屋大学発のベンチャー企業Craifの事業戦略統括に就任

 毎日更新される広告・デジタルマーケティング関連の最新ニュースから、注目を集めたトピックスをまとめて紹介する本連載。今回のランキングでは、名古屋大学発ベンチャー企業の人事に関するニュースが1位となった。その他、ランキングから注目のトピックを紹介する。

※本記事は、2024年10月刊行の『MarkeZine』(雑誌)106号に掲載したものです

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─ 電通元代表取締役社長の榑谷典洋氏、名古屋大学発のベンチャー企業Craifの事業戦略統括に就任(本記事)
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Web版MarkeZine掲載ニュースから調査記事を除き編集部が独自に算出(2024年8月11日~ 2024年9月10日)(タップで画像拡大)
Web版MarkeZine掲載ニュースから調査記事を除き編集部が独自に算出(2024年8月11日~2024年9月10日)(タップで画像拡大)

名大発ベンチャーにジョイン

 電通の元代表取締役社長である榑谷典洋(くれたに・のりひろ)氏は、がんの予防と早期発見につなげる手軽な検査「マイシグナル・シリーズ」を提供するCraif(クライフ)の事業戦略統括に就任した。

 Craifは、2018年に創業した名古屋大学発のベンチャー企業。病気に関連した生体物質を、尿などの体液中から高い精度で検出する基盤技術を有している。

 榑谷氏は電通グループにおいて、JapanCEOをはじめ電通、電通デジタル、電通総研(旧電通国際情報サービス)などの要職を歴任した人物。Craifのさらなる事業成長を実現するべく加わった。

ライフスタイルデータを活用した観光支援

 CCCMKホールディングスは、1.3億人(有効ID数)のVポイント会員のライフスタイルデータを活用し、観光特化型のマーケティングサービス「モアカム」の提供を開始した。

 本サービスでは、地方への旅行や観光に関心を持つ層に向けて、親和性の高いプロモーションを企画し、クリエイティブ制作や広告配信などを行う。

2年ぶり・通算26回目の受賞

 電通は8月19日、第77回広告電通賞を発表。サントリーホールディングスが総合賞に選出された。

 広告電通賞は、1947年12月に創設された総合広告賞。優れた広告コミュニケーションを実践した広告主を顕彰することで、広告主による課題解決の道を広げ、日本の産業・経済・文化の発展に貢献することを目指している。

 総合賞は、広告活動全般にわたり、特に優れた成果を挙げた広告主に贈られるもの。サントリーが同賞を受賞するのは2年ぶり・通算26回目だ。同社は「フィルム広告」「OOH広告」の2部門で最高賞と3つの銀賞を受賞した。

事業変革のためのプログラム

 電通と電通コンサルティングは、経営層、経営企画部門、事業開発責任者、事業推進責任者向けに、事業変革の実現を支援するプログラム「Branding For Growth」の提供を開始した。

 本プログラムでは3つのプロセスに沿って支援を実施する。「(1)ブランドアーキテクチャー」では事業の本質的価値を規定し、「(2)事業価値デザイン」で新事業のビジネス構造を設計。ビジネス成長につながる習慣の定着化に向けたブランド戦略を立てる。「(3)習慣アクティベーション」では、インナー・アウターの両面でステークホルダーの意識と行動を変え、習慣として定着させるための仕組みと体験を設計。ビジネス成果につなげるアクティベーションを実行する。

結果にコミットするマーケティングコンサル

 RIZAPは、新規事業として「RIZAPマーケティングコンサル」を開始した。

 本サービスでは同社のマーケティングメソッドを活用し、戦略立案からクリエイティブ制作、広告運用までを支援。広告運用費は同社が負担し、結果が出た後に料金が発生する完全成果報酬型モデルだ。

 広告運用に際しては、一般的なWeb広告に加え、chocoZAPが保有する127万人の顧客基盤に対する情報リーチ(eDM、アプリ、LINE広告)、全国1,597店舗に設置された店内タブレット広告、サイネージ広告など、同社独自の広告チャネルも活用する。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2024/11/05 09:30 https://markezine.jp/article/detail/47221

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