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第109号(2025年1月号)
特集「2024→2025 キーパーソンによる予測と展望」

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業界最新動向:MarkeZine注目ニュースまとめ

日本マーケティング本 大賞2024は『エフェクチュエーション:優れた起業家が実践する「5つの原則」』

 今回のランキングでは、日本マーケティング本 大賞に関するニュースが1位となった。その他、ランキングから注目のトピックを紹介する。

※本記事は、2024年12月刊行の『MarkeZine』(雑誌)108号に掲載したものです

マーケティング本大賞が決定

 日本マーケティング学会は、「日本マーケティング本 大賞2024」の受賞書籍を発表した。

 同賞は、マーケティングの理論や実践の普及を目的とした取り組み。2018年度より毎年実施されている。1年間に日本で出版されたマーケティング書籍(翻訳本を除く)を対象に、日本マーケティング学会の会員が投票を行い書籍を選出している。

 今回の大賞は、吉田満梨氏と中村龍太氏による『エフェクチュエーション:優れた起業家が実践する「5つの原則」』(ダイヤモンド社)。起業家の行動原理を、初学者も含めて日本に広く伝えたことが推薦理由に挙げられた。

トヨタが6位にランクイン

 インターブランドは、グローバルのブランド価値評価ランキング「Best Global Brands 2024」を発表した。同ランキングは、グローバルに事業展開を行うブランドを対象に、そのブランドが持つ価値を金額に換算してランキング化したもの。

 Appleが12年連続で首位を獲得したものの、ブランド価値は前年比−3%で22年ぶりに減少した。

 日本ブランドではトヨタが昨年に続き6位にランクイン。21年連続で自動車ブランドの最高位を獲得した。

ほか弁がZ世代特化型の新組織を設立

 ほっかほっか亭総本部は、Z世代に特化したクリエイティブ事業を手掛けるHands UPと協業。Z世代特化型の事業開発チーム「ZorZ(ゾアーズ)」を設立した。

 協業にともない、中食業界・弁当市場におけるZ世代への認知拡大、新規顧客の獲得、継続的なファンコミュニティ形成、Z世代と協働した新規ブランドIPの開発などに取り組み、Z世代のファン獲得を中長期的に進める。

アクセンチュアとNVIDIAが新会社を設立

 アクセンチュアとNVIDIAは「アクセンチュア NVIDIAビジネスグループ」を設立し、両社の協業体制強化を発表した。

 同グループでは、カスタムLlamaLLMを開発できるアクセンチュアの新フレームワーク「Accenture AI Refinery」を活用。企業におけるエージェントAI機能の基盤を構築する。

 具体的には、トレーニングを受けた3万人以上の専門家が、企業のプロセス再構築やAIの導入拡大支援に従事し、生産性向上と成長力強化を支援する。

EC関連事業の独立運営へ

 アダストリアは10月23日付で公式Webストア「.st(ドットエスティ)」を「and ST(アンドエスティ)」に名称変更し、ECモール運営を中心としたand ST関連事業を、新設した100%子会社であるアンドエスティへ承継することを決議した。

 and STは「グローバルワーク」「ニコアンド」など、30以上のブランドが集まるアダストリアグループの公式Webストアだ。外部企業の参画加速に向けて、andST事業を独立運営とする目的で新会社を設立した。

 新会社では商品カテゴリー拡張のため、新規パートナー企業の出店拡大を目指すモール&メディア事業を推進。また、OMO型店舗「and STストア」の出店を拡大し、2025年には旗艦店の出店を計画している。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2024/12/17 09:30 https://markezine.jp/article/detail/47698

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