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Cookieレス時代のネット広告を考える~利用者保護とマーケティング成果を両立するために(AD)

生成AI×専門部隊により、勝ちクリエイティブを量産!SBC湘南美容クリニックのMeta広告活用

生成AI×専門部隊により、量と質の両方をカバー

MZ:セプテーニは、SBC湘南美容クリニックの二重整形領域におけるWeb広告全体の予算を預かって運用していると伺っています。Metaのマーケティングサイエンス認定企業として、SBC湘南美容クリニックが抱える課題を解決するために、どのようなことが重要になってくるとお考えですか。

大森(セプテーニ):クリエイティブに関しては、あらゆるフォーマットの網羅的な活用による幅広いユーザーへの配信が基本ですが、その中でも近年は縦型動画フォーマットの活用が必須です。特に重要なのはストーリーズなどで配信されるUGC(User Generated Contents)形式の動画広告であり、一般ユーザーの投稿を見る流れで違和感なくアプローチすることが可能です。しかし、UGC形式の動画制作には多くの工数と時間を要します。

Septeni Japan株式会社 第1営業領域 第2営業部 課長 大森慧史氏
Septeni Japan株式会社 第1営業領域 第2営業部 課長 大森慧史氏

田(セプテーニ):そこでセプテーニでは、次のように量と質の両方を叶える制作を進めています。

量的な観点

1. 制作の仕組み化
 クリエイティブ制作専門のグループ会社と連携し、1本の縦型動画から複数のバリエーションを効率的に制作する体制を構築。冒頭部分やナレーションなど、ブラッシュアップによる影響の大きい変数をパターン化することで、短期間での大量制作を実現している。具体的には、1週間に30パターン以上のクリエイティブを手がけている。

2. AI活用による最適化
 セプテーニ独自のAIクリエイティブソリューションツール「Odd-AI」を活用し、バナーの効果改善要因の可視化や事前効果予測を実施。AIによる客観的判断と、人によるデザイン品質管理やアイディア発想を掛け合わせることで、より再現性とヒット率の高いクリエイティブ制作が可能となっている。

質的な観点

1. 専門組織との連携
 セプテーニの強みであるショートドラマ事業の制作ノウハウを獲得領域にも生かすべく、2024年7月に発足したショート動画開発部との協力体制を強化。同部署が持つノウハウと、美容医療に特化したディレクターの専門知識を組み合わせることで、より効率的なCPAを実現できる動画制作を研究・実践している。

2. 生成AI技術の活用
 生成AIを活用することで、理想的なビジュアル表現の実現や、広告審査基準に則った細かな調整が可能。また、素材サイトでは入手困難な特定のシチュエーションや表現の創出も可能となり、クリエイティブの多様性向上と競合との差別化を実現している。

田:これらの取り組みにより、安定的な広告配信と、競合他社との差別化を図っています。

Septeni Japan株式会社 パフォーマンスクリエイティブ領域 第1クリエイティブプランニング部 クリエイティブディレクター 田賢真氏
Septeni Japan株式会社 パフォーマンスクリエイティブ領域 第1クリエイティブプランニング部 クリエイティブディレクター 田賢真氏

平均値比1.32倍と高いCTRを実現

MZ:実際にSBC湘南美容クリニックでは、どのようにMeta広告を展開されているのでしょうか?

田:先述の量と質を両立する体制をもとに行っている施策を、具体的な成果を交えながら説明します。まず、ショート動画開発部とは2024年7月から連携を開始し、既に顕著な成果が現れています。同部隊と共同制作した動画コンテンツは、それ以外の動画コンテンツの平均CTRと比較して1.32倍という高いパフォーマンスを示しており、専門部隊との協業が効果的であることが実証されています。

 また、AI技術は、バナーやLP制作にまで活用しており、着実な進展が見られます。現在、Meta上で配信している人物モデルを使用した広告クリエイティブの7割以上が生成AIによる素材を採用しています。

画像を説明するテキストなくても可
生成AIを活用したクリエイティブ例

神尾(セプテーニ):運用においては、現在、Meta広告の「Advantage+ショッピングキャンペーン(ASC)」を主軸としています。従来は興味関心層(例:美容愛好者、料理愛好者など)に絞った配信を中心としていましたが、ASCではより広範なユーザー層に配信しつつ、Metaの機械学習により、商品との親和性が高いユーザーを自動的に選定する仕組みとなっています。

Septeni Japan株式会社 第1営業領域 第2営業部 パフォーマンスリード 神尾あかり氏
Septeni Japan株式会社 第1営業領域 第2営業部 パフォーマンスリード 神尾あかり氏

神尾:また、従来の手法では一つのグループ内で数本程度の広告を手動で配信・検証していましたが、ASCでは、その仕様の特徴から、多くの広告を一斉に配信・検証することが可能です。配信した中で、媒体システムが効果的と判断した広告に対して、自動的に配信量を増加させていく仕組みとなっています。

 縦型をはじめとする多様な広告フォーマットを、媒体の機械学習や仕様がアップデートされたASCにて配信した結果、定常的に勝ちクリエイティブを見出すことに成功しました。単一フォーマットの広告に依存するのではなく、複数の強力な柱となる広告が並立する安定的な運用につながっています。

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クリエイティブの幅を広げながら、CPAを大幅改善

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この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:Facebook Japan G.K.

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2025/01/31 10:00 https://markezine.jp/article/detail/47587

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