SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ニトリとギブリー、AIを活用したコンタクトセンタープロジェクト開始 チャネル統合型データベースを構築

 ニトリは、マーケティングDXを支援するギブリーとともに、生成AIを活用した「コンタクトセンター」プロジェクトを開始した。

 同プロジェクトは、生成AI技術とナレッジベースを活用し、「未来型のカスタマーサービス」を構築。無人対応と有人対応の仕組みを再構築し、顧客満足度を最大化するとともに、問い合わせにおける無人対応の可能な割合を増やし、人にしかできない接客などの対応を強化していく。

 具体的には、ギブリーが構築したチャネル統合型のナレッジデータベースを活用し、メール・電話・FAQサイト・チャットボットなどすべての問い合わせツールの回答を同じデータベースで管理できるように。これにより、1つのナレッジを更新するとすべてのチャネルに反映され、ナレッジの改善を効率的に行える。

 さらに、人による初回対応とシステムによる2回目以降の対応を組み合わせたKCS(ナレッジセンターサービス)のサイクルを確立することで、全チャネルで一貫した品質の顧客対応の実現を推進する。

 これまでニトリでは、生成AIを活用したコンタクトセンター実現に向けて、チャットボットやFAQサイト、ビジュアルIVRをリリースした。無人対応の増加により、問い合わせ対応を担当していた一部人員を配置転換し、大型家電のオンライン相談も開始する予定だ。

 2025年の春には、現在は有人でしか回答できていない商品単位の質問に対して、生成AIでの回答開始を目指していく。

【関連記事】
4月のテレビCM放送商品別ランキング、ニトリが1位 新商品のCMが目立つ【ゼータ・ブリッジ調査】
中川政七商店とギブリー、ブランド運営における業務支援AI開発プロジェクト始動 2025年実用化目指す
ギブリー、マーケティング業務特化の生成AIツール「マーケGAI」正式版をリリース
ギブリーとバイドゥ、業務提携および技術提携を締結 生成AIによるマーケティング自動化・効率化を支援
ギブリー、生成AIを活用し顧客対応業務を自動化する「DECA AI接客」の提供を開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/11/29 07:15 https://markezine.jp/article/detail/47636

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング