広告収入の一部は銭湯に還元
銭湯特化型デジタルサイネージ「ふろマド」を運営するSENSEは、東京・大阪の温浴施設(銭湯・サウナ施設・健康センター)10施設で花王のCMを配信した。
ふろマドの設置場所は、銭湯の脱衣所や待合スペースだ。SENSEはふろマドを通じて映像広告を配信し、広告収入の一部を銭湯に還元。これにより、銭湯文化の存続と経営支援を目指している。
今回の配信では「年末年始の疲労ケア」をテーマに「めぐりズム」と「バブメディキュア」の30秒CMを約6,800回放映した。
完全招待制の新SNS誕生
MIXIは2024年12月16日に、新たなSNS「mixi2(ミクシィ・ツー)」の提供を開始した。
完全招待制の同サービスでは、デフォルトのタイムライン上にフォローした人の投稿を時系列で表示。文字を大きくしたり跳ねさせたりできる「エモテキ」や、相手の投稿に対して絵文字で反応できる「リアクション」機能を実装している。
さらに、mixiと同様「コミュニティ」「イベント」での交流を実現。コミュニティでは同じ趣味・関心を持つユーザー同士の交流を可能にし、イベントではオフライン・オンラインを問わず同期的なコミュニケーションを促す。
新潟県の経済活性化を目指す
インフルエンサーマーケティング事業を展開するトリドリは、新拠点として新潟支社を開所した。
開所にともない、県内の企業やインフルエンサーの支援を強化。現地の魅力を全国に発信し、地域経済の活性化を目指す。
今後は東京と新潟の2拠点で、インフルエンサーを活用した各種サービスの運営や開発事業に取り組む。
2040年の生活者を知るツール
国内電通グループの横断組織「未来事業創研」は「電通未来人ジェネレーター」を開発した。
同ツールは、未来予測ツールと生成AIを活用して未来の生活者像を具体化するツールだ。性年代や居住地、生活充実度などのプロンプトが入力されると、2040年の社会実態を踏まえて未来の生活者の人となりやライフスタイル、カスタマージャーニー、メディア接触状況(情報入手経路)などを一覧で表示する。
未来事業創研では同ツールを活用し、クライアントの未来事業創造や中長期戦略の策定、パーパス・ビジョン策定を支援していく。
映像・音声制作の実証実験
日本電信電話と、東日本電信電話、TBSテレビ(以下、TBS)の3社は、制作拠点と撮影現場をIOWNオールフォトニクス・ネットワーク(以下、APN)で接続するリモートプロダクションの、地上波生放送音楽番組における活用に成功した。
3社は映像・音声プロダクションの効率化と高度化に向けて本取り組みを実施。TBSの赤坂スタジオサブと、音楽番組の生放送を行う新国立劇場を、APNで接続。音声リモートプロダクションの実施により、中継現場ではなく音声環境が良い赤坂スタジオサブでの制作を実現した。
3社は今後も、映像・音声制作のフィールド実証を共同で推進。映像・音声プロダクションのDXによる制作の質の向上や、音声制作拠点・撮影現場へのアクセシビリティ確保を目指す。
