ワークマンは、「#ワークマン女子店」を「Workman Colors店」に改名すると発表した。2月20日から6月中旬までに25店舗を新規オープンし、年間40店のペースで出店を加速。2032年までに400店舗体制を目指す。
改名の背景には、地方展開における男性客の取り込み強化がある。2024年秋に人口3~8万人の地方都市を中心に出店した11店舗がすべて全国平均売上を上回る実績を受け、地方・ロードサイド・フランチャイズ出店へと重点を移行。男性客も入店しやすい店名への変更を決定した。
新店名の「Workman Colors」は、デザイン性とトレンド志向を象徴する銀座店の店名から採用。銀座店は女子からColors店に改名しただけで、男性売場を拡大しない状態でも男性客が10%増加し、「Colors」の名称で展開するトレンドPB商品は現在入荷即完売の状態が続いているという。
同社は今後、トレンド性を強化して女性客を増やしながら、従来から強みを持つ男性客の取り込みも図る方針。2025年秋には専売製品比率を6割に、2026年秋には8割まで引き上げる計画だ。
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