LINEヤフーは、2024年下期(10月)のインターネット利用環境に関する調査の結果を発表した。
日常的なインターネットの利用環境、全体で「スマホのみ」が55%と最多
まず、日常的(職場や学校での利用も含む、週1回以上の利用)なインターネットの利用環境について調べた。その結果、「スマホ」でのインターネット利用者は15~79歳全体で90%、「PC」での利用者は36%となった。
構成比を見ると、前回調査(2024年上期)同様に「スマホのみ」のインターネット利用者が15~79歳全体で最多の55%に。「スマホとPC」の併用は35%、PCのみの利用者は1%となった。

直近3年間「スマホのみ」での利用者が増加傾向、女性は過去最高を更新
直近3年間の推移では、全体で「スマホのみ」のインターネット利用者が増加傾向となった。2022年10月(50%)と比較すると、2024年10月は5ポイント上昇の55%という結果だった。
男女別でも、いずれも「スマホのみ」でのインターネット利用者が増加傾向。特に女性において「スマホのみ」の比率が高い傾向が続き、2024年10月は67%と過去最高を更新した。

シニア層の「スマホ」でのインターネット利用者の増加続く
年代別では、10代~50代の「スマホ」でのインターネット利用者は、前回調査と同様に95%以上の高水準を維持した。60代以上のシニア層においては、直近3年間の「スマホ」でのインターネット利用者は増加。60代は2022年10月に80%を超え、その後も継続的に増えており、70代も今回が過去3年間で最も高い割合(66%)となった。

【調査概要】
調査対象者:全国15~79歳の男女1,186サンプル(人口構成比に沿って抽出)
調査方法:調査員による個別訪問留置調査
調査期間:2024年10月
【関連記事】
・インターネットの利用環境、「スマホのみ」が全体で55%/女性は65%と高い傾向【LINEヤフー調査】
・インターネットの利用環境、70代のスマホでの利用が3年間で31pt増加【LINEヤフー調査】
・LINEヤフー、「Yahoo!検索大賞2024」を発表 「大谷翔平」が2年連続で大賞に
・LINEヤフー、2025年のヒットアイテム予測を公開 Yahoo!検索のビッグデータから算出
・LINEヤフー、新機能「Business Profile」をはじめ各種アップデートをイベントで発表