LINEヤフーは、2024年上期（4月）のインターネット利用環境に関する調査の結果を発表した。
日常的なインターネットの利用環境、「スマホのみ」が55％に
まず、日常的なインターネットの利用環境について調べた。その結果、「スマホ」でのインターネット利用者は15～79歳全体で89％、「PC」での利用者が35％に。構成比を見ると、「スマホのみ」の利用者は55％、「スマホとPC」の併用は34％、PCのみの利用者は1％となった。
女性の「スマホのみ」の比率は6割越え
直近3年間の推移では、「スマホのみ」でのインターネット利用者が増加傾向に。2021年10月（46％）と比較すると、2024年4月は9ポイント上昇し55％だった。
性別で比較すると、過去調査と同様に女性において「スマホのみ」の比率が高く、2024年4月は65％となった。男性は45％と、20ポイントの差が出た。
シニア層の「スマホ」でのインターネット利用者が増加傾向
年代別では、10代～50代の「スマホ」の利用者は、前回調査同様に95％以上の高水準となった。60代以上のシニア層においては、直近3年間の「スマホ」でのインターネット利用者の増加傾向が見られた。2021年10月と2024年4月を比較すると、60代は9ポイント上昇の87％、70代は17ポイント上昇の59％となった。
【調査概要】
調査対象者：全国15～79歳の男女1,158サンプル（人口構成比に沿って抽出）
標本抽出方法：住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査方法：調査員による個別訪問留置調査
調査期間：2024年4月
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