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注目マーケティングトピックス2026

【Threads 3周年】利用時間が前年比2.3倍、会話の場に。企業が知るべき国内利用動向&新機能

 2023年のローンチから3年を迎え、月間アクティブ利用者数が5億人を突破した短文投稿SNS「Threads(スレッズ)」。本記事では、2026年7月1日にMeta日本法人が開催したラウンドテーブルの模様をレポートする。日本独自の利用動向や今後の機能アップデートに加え、第一線で活躍するクリエイター・企業担当者が語るエンゲージメント向上の実践的アプローチを紐解き、これからのSNSマーケティングにおけるThreadsの役割やコミュニケーション設計の要点を提示する。

月間アクティブユーザー5億人突破。急成長を続けるThreadsの現在地

 Meta日本法人が2026年7月1日に開催したメディア向けラウンドテーブルでは、ローンチから3周年を迎えるThreadsの最新動向が明かされた。

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 Threadsは、2026年6月時点でグローバルにおける月間アクティブ利用者数(MAU)が5億人を突破。新規プラットフォームがわずか3年足らずでこの規模に達することは、ソーシャルメディア市場において極めて特異な成長速度だと言える。単なる登録者数の増加にとどまらず、利用者のエンゲージメント(サービスに対する積極的な関与や滞在時間)も急速な拡大を見せている。日本国内における利用時間の成長率は、前年比で130%増という飛躍的な数値を記録した。これはわずか1年間で総利用時間が2.3倍に伸長したことを意味しており、事業会社がマーケティングリソースを投下する対象として十分に成熟してきたことを示している。

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 ローンチ当初の利用形態は、基盤となるInstagramを閲覧している最中にレコメンド表示経由で遷移するといった、受動的な利用者が大半を占めていた。しかし現在では、ユーザーが最初からThreadsを単体のアプリケーションとして起動し、日常的な情報収集や交流の場として定着しつつあるという。

 Meta日本法人 Facebook Japan 代表取締役の味澤将宏氏は、この現状について「プラットフォームビジネスにおいて、前年比で利用時間が2倍を超える事象は極めて大きな成長」と述べ、日本市場におけるサービス浸透の深さを高く評価した。

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Meta日本法人 Facebook Japan 代表取締役 味澤将宏氏

日本独自の「3つの成長エンジン」とInstagramとの明確な使い分け

 日本国内における爆発的な普及と定着の背景には、特有の「3つの成長エンジン」が存在する。それは「会話を通じてつながる場所」としての確立、「Instagramとの使い分け」の進展、「コミュニティの活性化」だ。

 第一の成長要因を示す数値には、Threads上のインプレッション(投稿が表示された総回数)において、返信が占める割合がグローバルで50%に達していることが挙げられる。特に日本の利用者はこの傾向が顕著であり、単にフィード上の投稿を一方的に消費するだけでなく、そこにひもづく返信やコメントのやり取りを楽しんでいる傾向が強い。これは、かつてのテキスト型SNSが持っていた熱量をThreadsが吸収し、新たな対話の空間として機能していることを示唆している。

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 第二の要因は、Instagramとの利用目的の明確な分離だ。現在、InstagramとThreadsの両方を利用しているユーザーのうち、フォローしているアカウントの大半が異なるという層が全体の3分の1以上を占めている。視覚的な美しさや洗練された世界観が求められるInstagramに対し、日本のThreadsではテキストのみの投稿が占める割合がグローバル平均よりも高く推移している。味澤氏はこの変化について、「作り込まれたビジュアルやバズを狙った見せ方よりも、自然な表現や思考をそのまま投稿するスタイルが定着している」と分析する。

 第三の要因であるコミュニティの活性化については、スポーツやライフスタイル、育児、エンターテインメントといった個別の関心領域において、同じ価値観に基づく自発的な対話ネットワークが形成されていることが寄与している。

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 これら3つのエンジンが連動することで、Threadsは単なる情報拡散ツールではなく、飾らないリアルな日常会話が自然に生まれる場所として独自の進化を遂げている。

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企業活用が本格化。「リスクマネジメント」機能も拡充

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この記事の著者

安原 直登(編集部)(ヤスハラ ナオト)

大学卒業後、編集プロダクションに入社。サブカルチャー、趣味系を中心に、デザイン、トレーニング、ビジネスなどの広いジャンルで、実用書の企画と編集を経験。2019年、翔泳社に入社し、MarkeZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2026/07/09 09:00 https://markezine.jp/article/detail/77127

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