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MarkeZine20周年特別企画

「ハッピーがターンする」体験を──ハッピーターンが描くコトブランドとしての次の50年

 iPhoneが存在せずSNSも黎明期だった2006年に創刊したマーケティング専門メディア「MarkeZine」は、2026年5月で20周年を迎えました。この20年でメディア環境や生活者の価値観、およびビジネスの前提は驚くべきスピードで変化し続け、マーケティングを取り巻く環境も大きく塗り変わっています。本記事では、亀田製菓「ハッピーターン」ブランド担当の歴舎氏に、これまでのブランドの歩みや市場の変化と、これからのチャレンジについて話を聞きました。

ブランドとしての選択肢が大きく広がった20年

──直近20年の歩みを振り返ったとき、ブランドとして変わったこと、変わらなかったことをどう整理されますか?

 変わったことといえば、ブランドとしてのSKUの幅の広がりです。この20年で、味替え商品やコンビニエンスストア限定のパウダー増量商品が登場し、さらには「HAPPY Trun's」という百貨店限定商品も展開してきました。お客様の嗜好の変化やご要望に応え、ハッピーターンブランドの選択肢は大きく広がりました。

 また、レギュラー商品においても、お客様調査や試作を繰り返し、より満足していただける味わいを目指して何度もリニューアルを重ねてきました。

 一方で、変わらないのはハッピーターン最大の特徴である「ハッピーパウダーをベースとしたあまじょっぱい味わい」と味付け製法です。ハッピーターンならではの美味しさを守り続けること——これはどれだけ時代が変わっても、ブランドとして譲れない一点です。

1976年に発売されたハッピーターン。商品名には「ハッピーが戻ってくる」という願いが込められている。写真は現在のパッケージ
1976年に発売されたハッピーターン。商品名には「ハッピーが戻ってくる」という願いが込められている。写真は現在のパッケージ

「幸せ(ハッピー)が、みんなに戻って来る(ターン)」という体験価値の向上へ

──この20年で生活者を取り巻く環境も大きく変わりましたね。コミュニケーション施策はどのように変化しましたか。

 これまでは、ハッピーパウダーを中心とした機能的な訴求を続けてきました。しかし直近では、「みんなにハッピーがターンしますように」をテーマに掲げ、より情緒的な訴求を意識したコミュニケーションへとシフトしています。

亀田製菓株式会社 マーケティング戦略部 ハッピーターンブランド担当マネージャー 歴舎 直輝氏2010年入社、首都圏での営業を経験したのち、マーケティング戦略部へ。「ハッピーターン」のおすすめアレンジは、バニラアイスディップ、あまじょっぱい味わいが際立ちます!
亀田製菓株式会社 マーケティング戦略部 ハッピーターンブランド担当マネージャー 歴舎 直輝氏
2010年入社、首都圏での営業を経験したのち、マーケティング戦略部へ。「ハッピーターン」のおすすめアレンジは、バニラアイスディップ。あまじょっぱい味わいが際立ちます!

 情報があふれる時代においては、商品の美味しさを伝えることはもちろん大切ですが、数多ある広告の中でいかにブランドならではの独自性を感じてもらえるかが、いまのマーケティングにおける核心だと考えています。

 おかげさまで、皆様に支えられ、2026年にハッピーターンブランドは発売50周年を迎えることができました。この節目を力に、生活者にとってより魅力的なブランドになるべく、取り組みをさらに加速させていきます。

──50周年という大きな節目を迎えたいま、これからチャレンジしたいことを聞かせてください。

 ハッピーターン最大の独自価値は、その名のとおり「幸せ(ハッピー)が、みんなに戻って来る(ターン)」という、単なる米菓にとどまらない体験価値にあると考えています。

ハッピーターンのうた 50周年篇 TVCM30秒

 デジタルが広く普及した現代だからこそ、オンライン施策だけに閉じず、ハッピーターンを通して「ハッピーがターンする」リアルな体験を生み出すことにこだわっていきたい――次の100周年に向けて、お客様にハッピーをお届けする"コト"ブランドとして、さらなる価値を生み出す施策を引き続き展開してまいります。

──次の50年、100年に向けたハッピーターンの歩みが楽しみです。ありがとうございました!

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MarkeZine(マーケジン)
2026/07/08 09:00 https://markezine.jp/article/detail/77072

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