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プレイド、コンバージョン課題を可視化するAIアナリティクス「Wicle」正式版を提供

 2025年8月5日、プレイドはAIアナリティクスツール「Wicle(ウィクル)」の正式版をリリースした。2024年9月からオープンβ版として提供されていた機能に加え、今回の正式版ではAIインサイトとダッシュボード機能が新たに搭載された。

画像を説明するテキストなくても可

 Wicleは、ウェブサイト運営者がタグを設置するだけで、ユーザーの基本行動データ(アクセス数、流入チャネル、コンバージョン数、来訪頻度、ページごとのUU数など)を自動的に可視化できる。AIインサイト機能によって、ウェブサイトの変化要因をAIが解析し、重要な指標の変化や課題を自動で言語化することが可能だ。

 加えて、コンバージョンまでのユーザー行動経路を数クリックで設定でき、広告流入ごとの行動傾向や離脱ポイントも明確化できる。これにより、マーケターはサイト改善に有効なインサイトを迅速に取得しやすくなった。

 ダッシュボードは、多数の指標を集約し、分析や報告資料の作成工数を削減。広告流入ごとのユーザー行動やLP(ランディングページ)での離脱ポイントの把握・改善が容易になるため、マーケティング施策のPDCAサイクルを高速化できる。

 さらに、ヒートマップやAI行動要約、ユーザー操作動画(セッションリプレイ)により、個別ユーザーの行動を詳細まで追跡可能。ユーザーごとの課題やつまずきポイントを定量・定性的な両側面から抽出できる。

 正式版は月間30万PV相当まで完全無料(クレジットカード登録不要)で利用可能だ。今後は、コンバージョン率の改善やUI/UX課題発見、より具体的な施策提案を実現するため、データモデルやAIエージェント機能の拡充が予定されている。

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MarkeZine(マーケジン)
2025/08/06 11:30 https://markezine.jp/article/detail/49657

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