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電通、NFT活用の生活者行動分析「みんなのあしあと2.0」をSaaS化 AIダッシュボード搭載

 電通は2025年8月6日、SUSHI TOP MARKETINGと連携し、生活者と企業の中長期的な関係構築とLTV(顧客生涯価値)最大化を支援する行動分析サービス「みんなのあしあと2.0」の提供を開始したと発表した。

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 近年、企業活動において、生活者との接点を一過性で終わらせず、継続的な関係へと発展する仕組みづくりが重要な課題となっている。ウェブ閲覧やSNS利用、店舗・イベント来訪など、リアルとデジタルをまたぐ多様な接点を横断的に捉え、部門やコンテンツの枠を越えて一元管理することが、生活者一人ひとりのLTV向上に重要となる。

 「みんなのあしあと」では、生活者のあらゆる行動を、NFTの配布を通じてブロックチェーン上に記録・蓄積し、リアルとデジタル双方のデータを一元的に管理することで、企業の顧客体験設計を支援してきた。

 今回リリースした「みんなのあしあと2.0」では、これらの機能をSaaSとしてパッケージ化し、専用のAIダッシュボードによる分析・レポート機能を搭載した。専門知識がなくても蓄積されたデータを直感的に分析・可視化できるようになり、迅速な意思決定と施策改善が可能となった。

 今回のリニューアルのポイントとして、専用ダッシュボードの実装がある。AIによる分析と自動レポート生成に対応し、ブラウザ上で利用できるAIダッシュボードを標準搭載した。NFTの発行からデータ分析までを自社で行える。

 また、月額制のSaaS型となったことで導入・運用がスムーズになり、NFTは無制限に発行可能となった。加えて、生活者のNFT保有状況に基づいたパーソナライズ施策の展開が可能になった。条件を満たした生活者に特典や限定コンテンツを配信するなど、参加履歴に応じて次の体験を案内できる。

 電通は今後も、テクノロジーとクリエイティビティを掛け合わせ、メディア企業や、エンターテインメントコンテンツ、スポーツコンテンツなどのIPホルダーのパートナーとして、一過性で終わらない"体験資産"の蓄積と活用を通じて、事業の成長を支援していくとしている。

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2025/08/08 09:15 https://markezine.jp/article/detail/49674

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