CESは「事前準備(予習)」が50%!
まず、CESは事前準備(予習)が50%です。以下の4点は最低しっかり準備して、CESに挑むようにしましょう。
1.公式アプリ「MyCES」攻略
CESでは公式アプリが提供されています。この「MyCES」を自身の情報の入力だけで終わらせていては非常にもったいないです。ネットワーキング、出展者検索、スケジュール管理を行える最強ツールですので、事前に使い方や機能をしっかり把握しておきましょう。
2.視察のテーマ設定
CES視察は、訪問会場と視察テーマの優先順位付けなどが肝要です。「フィジカルAIについて視察したいけど、先進企業はどこで・どのように活用しているの?」など、自分の中で視察のテーマを決めておきましょう。また、自社の中期経営計画や統合報告書を改めて確認し、自社の強みや新規事業の可能性に目を向けておくのもおすすめです。
3.ミーティングアポの事前確保
大手・既存取引先と、現地で「偶然会える」では非常に非効率です。事前にアポを確保するのが必須。先述のCES公式アプリには、参加企業とのアポ・面会予約の機能もあります。
4.社内共有レポートの「型」の準備
帰国後にPPTやレポートを作る「型」を、先に関係者で準備・共有しておきましょう。
無駄を省くための「会場攻略」(会期中 30%)
続いて、会場の攻略も重要です。CESには、「LVCC Campus」「Venetian Campus」「C Space Campus」と3つのCampusがあります。
MAPを事前にチェックして、会場入口で各社のブース位置を再確認。訪問予定のブース番号をまとめておけば、会場内をランダムに回って疲れることがなくなります。行きたい場所・企業が決まっているなら、ブース番号もスケジュールに入力しておきましょう。
ちなみに、最終日こそ会場内を自由に回れる日です。出展企業はブース出展料、出張に伴う交通費、宿泊費、人件費など、かなりの費用をかけています。出展各社は最終日の金曜と言えど、夕方16時までは来訪客を待っています。
一方、最終日はブースへの来訪者がかなり減少するのです。つまり、最終日のほうがゆっくりと話ができますし、丁寧な説明を頂戴できる可能性が高いと言えます。「コンベンション会場の決戦は最終日」であることを肝に銘じて、スケジュールを立案してください。
