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MarkeZine Day 2026 Spring

AI時代の「攻め」のMeta活用術(AD)

Meta広告「獲得」新常識と2026年の勝ち筋 縦型動画比率80%超のトップランナー3社が語る

 AIによる運用自動化が進むMeta広告において、成果を決定づける最大の変数は「クリエイティブ」にある。中でも獲得効果への期待が集まる「リール広告」や「パートナーシップ広告」は差別化を図る上で欠かせない一手だが、本格的な参入はできていない企業も多いのが現状だ。障壁はどこにあるのか、また、Meta広告トップ代理店はどのような制作・運用体制で壁を突破し、成果を上げ続けているのか。本記事ではMeta日本法人 Facebook Japan(以下、Meta)を迎え、ナハト、KITEN、AXISの3社鼎談を開催。リール広告・パートナーシップ広告で獲得効果を最大化する秘訣や、クリエイティブの“新常識”を解き明かす。

3社の共通点は成果にコミットするクリエイティブ力

MarkeZine編集部(以下、MZ):本日はMeta広告の最前線を走る3社にお集まりいただきました。まず、今回3社にお声掛けされた意図をお聞かせください。

西川(Meta):昨今、AIによる運用の自動化が加速しているMeta広告は、クリエイティブの重要性が改めて問われるフェーズに入りました。特にInstagramの縦型動画をはじめとする「リール広告」、クリエイターとの連携で広告を共創する「パートナーシップ広告」で、どのようなクリエイティブを制作できるかは、広告主様や代理店様が競合と差別化するための重要な鍵となるでしょう。

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Meta日本法人 Facebook Japan Agency Partner 西川 拓氏

西川(Meta):そこで今回は、リール広告を中心とした縦型動画の出稿割合が80%を超えるトップランナー3社に集まっていただきました。各社の活用法や組織体制を共有し、市場全体をさらに活性化できればと思っています。

MZ:みなさまの担当業務や会社の強みについて教えてください。

木口(AXIS):AXISで広告事業の全体統括をしている木口です。事業戦略の設計から現場の実行支援までを一気通貫で管掌しています。当社はクリエイティブのPDCAを回す「速度」と「量」、そしてKPIにコミットする力が強みだと考えています。

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株式会社AXIS 広告本部 本部長 木口 史也氏

山本(KITEN):KITENで取締役、広告戦略の最高責任者を担っている山本です。当社は成果報酬型のSNS広告代理店ですが、「予算運用型よりもハイパフォーマンスで獲得する」という前提のもと、「エンタメ×PR」をテーマにした広告など、独自性の高いクリエイティブで成果につなげている点が強みですね。

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株式会社KITEN 取締役 山本 悠人氏

栗田(ナハト):ナハトで取締役、広告運用部隊の事業責任者を兼任する栗田です。ナハトの一番の強みは、創業から続くインフルエンサーマーケティング。また、SNSネイティブ世代が豊富に在籍するため若年層に響くクリエイティブを制作しやすいことや、成果報酬型のみならず、利益につなげるマーケティングを掲げ、幅広い領域の総合提案を得意としていることも特長でしょう。

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株式会社ナハト 取締役 AD事業本部 本部長 栗田優磨氏

広告主のリール広告活用、ハードルはどこにある?

MZ:リール広告から深掘りします。ユーザーの視聴時間は伸び続けていますが、現状の広告活用について西川さんはどう見ていらっしゃいますか。

西川(Meta):直近、Instagramにおける動画視聴時間は昨対比較で約30%伸びており、2024年調査でも利用時間の50%以上はリール動画の視聴に費やされている状況です。これだけの割合を占めるとなると、企業がリール広告を活用しない手はないと言えるでしょう。しかし、広告主様の中にはリール広告の活用に対してハードルを感じている方も少なくありません。

MZ: 現場から見て、広告主が活用を進める上での障壁はどこにあるのでしょうか。

栗田(ナハト):私は「再現性の低さ」が最大のハードルだと考えています。動画広告はカット割り、素材、撮影方法、BGM、音声など要素が、静止画よりも格段に増えます。制作に何倍もの時間を要し、社内で簡単にPDCAを回せるものではないからこそ、敬遠してしまう企業が多いのではないでしょうか。

 当社ではこれを「圧倒的な打席数」で解消しています。たとえばあるクライアント様に対しては、年間で約1万5,000本もの動画を制作していました。7年前から獲得広告の動画を内製で作り続け、効果検証を繰り返してきたことで、社内にノウハウが蓄積され、再現性を高められています。

山本(KITEN):私が考えるハードルは「コンテンツとして見せ続けることの難しさ」です。リール広告は、スキップされないようコンテンツ自体に興味を持ってもらう必要があるのですが、おもしろすぎても”購買”につながらない傾向があり、塩梅の見極めは非常に難しいのです。

 当社では、見極める力を体系的に磨いていくために、社内で「センス向上委員会」を設け、「センス」を理論化・言語化し、組織としてノウハウを蓄積しています。成果報酬型の利点を活かし、売れた広告の要因を脳科学やマーケティング概念を用いて分析、独自の理論に落とし込んでいます。

木口(AXIS):私は「圧倒的な量とスピードを実現するための組織体制」がハードルだと考えます。皆さんがおっしゃる通り、獲得広告はナレッジを蓄積するためにいかに検証数を重ねるかが重要です。

 当社では、個人の制作量とスピードを最大限引き上げることから逆算した組織体制を構築しています。具体的には「動画」「静止画」「記事」「システム」の4チームに分業し、各領域に特化することで、運用者が脳のリソース全てをコア業務に集中できる環境を整えています。また、静止画で高速検証を行い、その結果を動画の品質向上につなげる連携も強みです。

 こうした「制作特化」の体制とナレッジ共有文化により、運用者は毎日50本の新規動画制作をKPIに置くほど、短期間で圧倒的な「量」と「質」を極めています

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リール広告を成功させる制作体制・クリエイティブの秘訣

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この記事の著者

安光 あずみ(ヤスミツ アズミ)

Web広告代理店で7年間、営業や広告ディレクターを経験し、タイアップ広告の企画やLP・バナー制作等に携わる。2024年に独立し、フリーライターへ転身。企業へのインタビュー記事から、体験レポート、SEO記事まで幅広く執筆。「ぼっちのazumiさん」名義でもnoteなどで発信中。ひとり旅が趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:Facebook Japan G.K.

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2026/02/25 10:30 https://markezine.jp/article/detail/50151

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