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AI時代の「攻め」のMeta活用術(AD)

「最適化スコア」の食わず嫌いは損失。Meta広告の“AI最適解”と「攻め」の運用論

 2025年夏に登場したMetaの「最適化スコア」。アカウントのパフォーマンス状況をAIがスコア化し、具体的な改善提案も行う同機能を、すでに使いこなせているだろうか?「AIは自社の細かなビジネス事情までは汲み取れない」と食わず嫌いのまま放置してしまうのは、大きな機会損失になりかねない。Meta Agency First Awards 2025にてPlanner of the Yearを受賞し、売上拡大を続けるSide Kicksは、本機能を徹底活用して運用の「守り」を自動化。創出したリソースを、クリエイティブの強化やインクリメンタルアトリビューション(純増効果の検証)など「攻めの検証」へ投資し、成果を最大化させている。なぜ今、スコア活用が重要なのか。Meta日本法人FacebookJapan伊東氏とSide Kicks上原氏が、実績数値を交えてAI時代の新たな運用戦略を紐解く。

「最適化スコア」が示すパフォーマンス最大化の最短ルート

MarkeZine編集部(以下、MZ):まずは今回のテーマとなる、Metaの「最適化スコア」がどのような機能なのか、お聞かせください。

伊東:最適化スコアは、広告アカウントの効率性を数値化したものです。キャンペーンの最適化度合いや、効果的なパフォーマンスを出すことができるアカウント構造や設定になっているかを、ほぼリアルタイムで0から100ポイントで表します。

 アカウントの評価だけでなく、具体的な改善提案とその効果予測を数値で示すことで、機会損失を防ぎ、最短ルートでのパフォーマンス向上を支援する機能です。

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「最適化スコア」によるスコア化・改善提案イメージ

MZ:「AIは自社の細かなビジネス事情までは汲み取れない」と懸念する企業・運用担当者もいるのではないでしょうか。

伊東:ご指摘の通り、AIが各社の細かなビジネス事情や意図を完全に汲み取ることは難しいと考えています。そのため、必ずしもAIの提案をそのまま実行する必要はありません。最適化スコアは「最終的な判断は人が行う」ことを前提とした設計になっています。あくまでレコメンデーションとして提供する機能であり、運用担当者がクライアント様のビジネスにあっているのか判断していただきご活用いただきたいと思っています。

 一方で、最適化スコアはMetaの過去の膨大なデータベースや検証を基に、アカウントの状況を把握した上で提案する、精度の高いツールでもあります。「AIに頼っていいのか」と疑問に思われるかもしれませんが、機会損失をなくしてさらに拡大するための機会を見つけるために、まずは一度お試しいただきたいと考えています。

 Metaでは代理店様や広告主様からのフィードバックを積極的に収集し、アップデートも行っており、その精度は日々向上しています。

Facebook Japan Agency Partner 伊東杏菜氏
Meta日本法人 Facebook Japan Agency Partner 伊東 杏菜氏

Metaベストプラクティス実践の成果 最適化スコアで実証

MZ:Side Kicksが支援されている各社のアカウントは、「最適化スコア」リリース当初から平均スコアが非常に高かったとうかがいましたが、何か対策をされたのでしょうか?

上原:最適化スコアに向けた特別な対策を行っていたというわけではありませんが、リリース前から、Meta社推奨のAIを効果的に活用するためのポイントをアカウントごとに照らし合わせ、改善余地がある部分を特定してクライアントに提案し修正するということを継続的に行ってきました。

 最適化スコアは、これまでの取り組みが正しかったことの効果検証をするものとして機能したと考えています。

Side Kicks株式会社 Consultant Senior Leader 上原 廉二朗氏
Side Kicks株式会社 Consultant Senior Leader 上原 廉二朗氏

伊東:Side Kicks様は、昨年から縦型動画、ASC、CAPI(※)といった重要プロダクトの活用強化やその他アカウント設計など、Metaのベストプラクティスに積極的にお取り組みいただいておりました。これらの取り組みによりパフォーマンスを最大化できるアカウント状態となっていたため、結果として高い最適化スコアを自然に獲得できたと考えています。

【用語解説】

(1)ASC(Advantage+ ショッピングキャンペーン)
Metaの最新AI技術をフル活用した自動化キャンペーン。ターゲティング、配信面、クリエイティブの組み合わせなどをAIが全自動で最適化。従来の手動設定よりも効率的に、購入などのコンバージョン(成果)最大化を狙えるのが特徴。

(2)CAPI(コンバージョンAPI)
Webブラウザ(Cookie)経由ではなく、自社サーバーから直接Metaへデータを送信する計測手法。昨今のCookie規制(3rd Party Cookieの廃止など)による計測漏れを補完できるため、正確な効果計測とAIの学習精度向上に不可欠な機能となっている。

上原:実際に、弊社全体として縦型動画、ASC、CAPIの3つの指標の導入率は前年比でそれぞれ伸長しており、それに連動して売上も大きく伸びています。

画像を説明するテキストなくても可
縦型動画、ASC、CAPIの導入率と売上の変化(クリックすると拡大します)

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スコア80点は「あと20点伸びる」証。機会損失を“伸び代”に変える

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この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:Facebook Japan G.K.

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2026/01/19 11:00 https://markezine.jp/article/detail/50254

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