広告運用の前提が変わりつつある。2025年11月、ナッシュビルで開催された「Amazon Ads unBoxed 2025」では、広告プロダクトの刷新や新機能の追加だけでなく、「広告運用の構造そのものを変える」という明確な意思が示された。特にAIを軸にした運用の再設計が、今年のunBoxedを通して最も強く打ち出されたメッセージだった——。広告運用の実務と同領域の先端テクノロジーに精通するShirofuneの菊池満長氏が、Day 1/Day 2 の基調講演や主要セッションの内容を整理し、前後編に分けてレポート。前編となる本稿では、Amazon Adsがなぜ「AI × フルファネル」を強調するのか、そして日本の広告現場にどんな示唆を与えるのかを明らかにする。
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菊池 満長(キクチ ミツナガ)
大手ネット広告代理店に新卒で2006年に入社し、一貫して広告運用に従事。
緻密な広告運用をアルゴリズム化し、誰もが高い広告効果を得られるようShirofuneを2014年に立ち上げ。
2016年7月に国内No.1を獲得し、2022年までに国内シェア91%を獲得。
2023年から海外展開をスタートし、現...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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