SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2026 Online

マーケティング最新事例 2026(AD)

「青春の1ページ」に寄り添い応援する。住信SBIネット銀行がトライしたBeReal活用施策を取材

プロモーションの全体設計:瞬間的な認知拡大を持続させるポイント

MZ:では、BeRealで展開したプロモーション施策について教えてください。

仲村:2025年12月のクリスマスシーズンに合わせて約3週間、広告を配信しました。具体的には「バランスリーチ」と「MAXテイクオーバー」という2つの広告プロダクトで設計しています。

BeReal. Account Executive 仲村健氏
BeReal Account Executive 仲村健氏

 バランスリーチは、数日間を通してキャンペーンを展開できる広告商材です。数日かけてフリークエンシーを重ね、ブランド認知や利用意向を高めていくもので、KPIに合わせてCPM保証かCPC保証かを選択できます。

 もう1つのMAXテイクオーバーは、BeRealのメインフィードの広告枠を24時間ジャックできるメニューです。瞬間的にユーザーとの接触頻度を上げ、広告認知や利用意向を加速させることを得意としています。イベント開催やCMスタートのタイミングなどで利用していただくことが多いですね。

 この2つを組み合わせると「MAXテイクオーバーで瞬間的に強く上がった認知を、バランスリーチでキープする」といった設計が可能になります。今回はいずれも地域や性別の区別なく16歳以上のユーザーを対象に、CTRが高いクリエイティブに予算を最適化して配信しました。

青春の1ページを応援する!成果に繋がるクリエイティブのポイント

MZ:プロモーションの成果はどうでしたか?

仲村:ブランドリフト調査の結果を見ると、MAXテイクオーバーの配信で平均より3倍ほど高いブランドリフト値が出た後、さらにバランスリーチでフリークエンシーをキープしたことで、「住信SBIネット銀行のデビットカード Point+(Mastercard)」をしっかりユーザーの記憶に残すことができていました。MAXテイクオーバー×バランスリーチという組み合わせの有用性が、改めてわかる結果となりました。

紺野:今回は「当行やデビットカードをまだ知らない層」が対象だったため、数値が跳ね上がりやすかったという前提はありましたが、よい成果が出たと思っています。しかし、真の成果は数値そのものではなく、別のところにあります。

 理想は広告から新規利用まで繋げられるとよいのですが、デビットカードの利用には「銀行口座を開設する」という高いハードルが伴います。そこで今回は「未来の顧客候補が、こうしたアプローチに対してどの程度反応するのか」という指標(ものさし)を作ることに主眼を置いていました。

MZ:これから若年層向けに施策を展開していく上での指針作りも、目的として置かれていたんですね。

紺野:ええ。若年層がデビットカードの利用を意識するのは、留学や海外旅行、あるいは修学旅行といったタイミングです。そうした人生の局面で、数ある選択肢の中から「住信SBIネット銀行のポイントプラス」を想起してもらえるか――今回のクリスマス時期のBeRealでのチャレンジは、その流れを作るための一歩になったと感じています。

MZ:なるほど。成功の要因は何だったのでしょうか?

笹川:やはり、クリエイティブがポイントだったと思います。BeRealのトンマナをご理解いただき、親和性の高いクリエイティブで訴求を行うことができました。

 BeRealは「ユーザーの日常を上げる」プラットフォームです。また、ユーザーの87%がZ世代であり、彼らは「いかにもな広告」を忌避する傾向があります。そんなBeRealで広告を展開する際のポイントは、「物を売る」というスタンスを捨て、学生たちの「青春の1ページを応援する」といった姿勢を持つこと。商品の機能を前面に押し出すのではなく、彼らが直面している悩みや日常のモーメントに寄り添うことが不可欠です。

BeReal. Executive Manager/日本事業責任者 笹川明人氏
BeReal. Executive Manager/日本事業責任者 笹川明人氏

 今回のプロモーションでは、クリスマスマーケットという「若者が集まる日常の楽しい風景」の中に決済シーンを溶け込ませました。実際にユーザーへのインタビューでも「横浜赤レンガの広告は覚えている」という声があがっており、クリスマスの楽しそうなワンシーンとして広告が記憶されたのだと思います。

権利の都合上、実際のクリエイティブをイメージしたモックイラストに基づいたものです。
権利の都合上、実際のクリエイティブをイメージしたモックイラストに基づいたものです。

次のページ
「BeRealはよくわからない…」というマーケターへのアドバイス

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
マーケティング最新事例 2026連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:BeReal SAS

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2026/04/21 11:00 https://markezine.jp/article/detail/50561

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング