OSを変えずにやると必ず失敗する理由
OSをアップデートせずに新しい手法(アプリ)だけを取り入れても、必ず失敗します。よくある失敗パターンとして、思いつくだけでも以下が挙げられます。
パターン1:リテールメディアを「新しい広告枠」と勘違いする
店内サイネージやEC内バナーを、単なる「精度の高いマス広告」として扱ってしまう。これでは旧OSの焼き直しに過ぎない。
パターン2:CRM部門への丸投げ
広告会社は企画だけを出して、データには触れず、改善はクライアント任せ。これでは広告会社がパートナーとして関与する余地などない。
パターン3:AIは単なる「分析担当」
レポートは出るが、意思決定は相変わらず「人の経験や声の大きさ」で行われ、施策に反映されない。AIが“賢いExcel”で終わってしまう典型的なパターン。
冒頭に述べた通り、OSとは自律神経のようなもの。意識しなくても組織が自然に動いてしまう「思考の初期設定」です。企業戦略が「大脳」による意識的な産物だとすれば、OSとは組織内で無意識に合意されているルールなのです。
私は、広告会社向けの「OS診断プログラム」を開発しました。現在の立ち位置を可視化し、いかにOSを更新していくべきかの処方箋を出すものです。
次回は、この「広告会社のOS」からさらに視点を広げ「マーケティングOS」そのものをいかに新バージョンへ更新すべきか、書いてみようと思います。
