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マーケティングOSのアップデート

横山隆治氏新連載:マーケティングOSのアップデート|第1回「広告会社の古いOS」を更新せよ。

OSを変えずにやると必ず失敗する理由

 OSをアップデートせずに新しい手法(アプリ)だけを取り入れても、必ず失敗します。よくある失敗パターンとして、思いつくだけでも以下が挙げられます。

パターン1:リテールメディアを「新しい広告枠」と勘違いする

 店内サイネージやEC内バナーを、単なる「精度の高いマス広告」として扱ってしまう。これでは旧OSの焼き直しに過ぎない。

パターン2:CRM部門への丸投げ

 広告会社は企画だけを出して、データには触れず、改善はクライアント任せ。これでは広告会社がパートナーとして関与する余地などない。

パターン3:AIは単なる「分析担当」

 レポートは出るが、意思決定は相変わらず「人の経験や声の大きさ」で行われ、施策に反映されない。AIが“賢いExcel”で終わってしまう典型的なパターン。

 冒頭に述べた通り、OSとは自律神経のようなもの。意識しなくても組織が自然に動いてしまう「思考の初期設定」です。企業戦略が「大脳」による意識的な産物だとすれば、OSとは組織内で無意識に合意されているルールなのです。

 私は、広告会社向けの「OS診断プログラム」を開発しました。現在の立ち位置を可視化し、いかにOSを更新していくべきかの処方箋を出すものです。

 次回は、この「広告会社のOS」からさらに視点を広げ「マーケティングOS」そのものをいかに新バージョンへ更新すべきか、書いてみようと思います。

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この記事の著者

横山 隆治(ヨコヤマ リュウジ)

横山隆治事務所 代表取締役
ベストインクラスプロデューサーズ 取締役 ファウンダー
トレンダーズ 社外取締役

1982年青山学院大学文学部英米文学科卒業。同年、旭通信社(現・アサツー ディ・ケイ/略称:ADK)に入社。インターネット広告がまだ体系化されていなかった1996年に、日本国内でメディアレップ事業を行う専門...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2026/05/08 09:00 https://markezine.jp/article/detail/50703

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