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キーワードから学ぼう!デジタルフォレストのWeb解析相談室

入り口ページランキングだけではわからない
新たな集客チャンスの発見法

 サイトは見に来てくれる人がいなければ存在しないも同じ。そのため多くのマーケターは広告やSEO対策などを通じて、できるだけ効率よくユーザーをサイトに連れてこようとします。そして連れてこられたユーザーは、サイトのどこかのページにアクセスします。この「どこかのページにアクセスする」ということ、意識したことありますか? 今回の記事では「入り口ページ」との付き合い方を説明します。【連載バックナンバー】  

入り口ページランキングは重要か?

 アクセス解析ツールを使っていれば、「入り口ページ」の一覧を知ることは簡単です。ボタンひとつで入り口ページ一覧を知ることができます。その入り口ページ、多くの場合上位にはサイトトップやカテゴリトップ、広告ランディングページなどが並ぶことが多いです。

 この入り口ページ、上位のページを見て「ふーん」と思うに留まるか、それとももう一歩踏みこんで見るかが、サイトの効果を上げられるかどうかの分かれ道となる場合があります。

 サイトトップやカテゴリトップ、広告ランディングページが入り口ページ上位に並ぶのはある意味当たり前なのです。高機能のアクセス解析ツールを使えば簡単に分かるのですが、サイトトップやカテゴリトップのページごとのリンク元を見ると、リンク元なし(ブックマークなど)や検索エンジン、関連サイトからのリンクが多くを占めています。また検索ワードを見ると、社名や主要商材が上位を占めることが大半です。

 ここまで書けばわかりますよね、そう、サイトトップやカテゴリトップに来るユーザーの多くは、あなたの会社や商材を既に知っている決め打ちユーザーです。このユーザー数を増やすのはなかなか大変で、サイト云々よりもあなたの会社や商材のブランドが重要です。業界トップでない企業がこの数を増やすのは相応の時間とコストがかかってしまいます。

あなたのサイトとの「偶然の出会い」をいかに演出するか?

 そこで重要になってくるのが各カテゴリに存在する下層ページです。一般的にこのようなページは様々な情報を提供していることでしょう。ただこの下層ページ、1ページずつ分析するのは非常に手間と根気がいります。

 ひとつ事例を紹介しましょう。全国的にビジネスを展開しているとある企業のサイト事例です。

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深堀分析で“意外”な入り口を発見できる場合がある

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この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/26 12:00 https://markezine.jp/article/detail/5343

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