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Google、多くのウェブマスターが心配する「重複するコンテンツ」へのペナルティ説を否定

 Googleでは、複数のページやサブドメイン、ドメインで同じコンテンツを公開した場合、なんらかのペナルティを科すことをガイドラインに明記している。しかし、ペナルティを恐れているサイトオーナーのほとんどは、ペナルティの対象となりうるアフィリエイト目的のような悪質なものではなく、同一ドメインの同じコンテンツに複数のURLを与えること、たとえば次のようなURLについて心配しているという。

www.example.com/skates.asp?color=black&brand=riedell
www.example.com/skates.asp?brand=riedell&color=black

 Googleは、この種の重複はCMSを使ったサイトで一般的であり、人々が言うようにサイトに影響を与えたとしても、それは検索エンジンの働きによるもので、ペナルティのせいではないとしている。なぜなら、検索エンジンは検索結果ページに表示された10個のURLは、そのすべてが異なる内容を示すことを目指しているからだ。

 Googleでは重複するコンテンツのURLはひとつにまとめられ、その中で最もふさわしいURLを選び出し、まとめられたリンクのプロパティ(人気など)を代表するURLのプロパティに統合する。Googleが選び出したURLが適当でない場合、ウェブマスターはSitemapにそれを記すことでGoogleに知らせることができる。そのため、故意にコンテンツを重複させているのではないかぎり、サイトの再審査のリクエストをGoogleに出す必要はないとしている。

 このコメントが発表されたWebmaster Central Bolgの9月12日のエントリでは、この問題についてはこれまで何度も議論し、問題への対処方法を説明していると記されており、Googleはこのエントリで人々からの一向に減らない質問と再審査リクエストを少しでも減らしたいようだ。

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2008/09/16 16:20 https://markezine.jp/article/detail/5395

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