Hakuhodo DY ONEとインフォキュービック・ジャパンは、クロスボーダーマーケティング領域の新サービスブランド「i CROSS BORDER JAPAN(アイクロスボーダージャパン)」を発足した。60名超のスペシャリストが連携し、日本企業の海外展開と外資系企業の日本市場進出を支援する。

同サービスでは、アウトバウンド事業とインバウンド事業の両軸でグローバルマーケティング課題に対応する。日本企業の海外展開支援では、20カ国以上での市場調査と戦略立案、各国向けデジタル広告の企画・運用、多言語対応のインフルエンサー施策、現地SNSの企画・運用、多言語コンテンツ制作、中国・ASEAN等のECモール運営支援、1st Partyデータ活用によるCRM戦略などを提供する。
外資系企業の日本市場展開支援では、日本市場向けの調査とマーケティング戦略立案、日本市場に最適化された広告出稿支援、ウェブサイト制作・ローカライズ対応を行う。
同サービスは3つの特徴を持つ。1つ目は、Hakuhodo DY ONEの国内外グループ各社の専門知見・テクノロジー・ソリューションを集約したグループ横断のナレッジ活用。2つ目は、対応国数20ヵ国、外国籍スタッフ比率40%の多国籍・多言語対応チームによる高い専門性。3つ目は、博報堂とHakuhodo DY ONEの戦略ネットワーク「H+」との連携による広域展開で、北米、欧州、中華圏、ASEANなどの各拠点と連携した現地での広告展開・運用に対応する。
両社は、国内外でのクロスボーダービジネスを推進し、業界リーダーとしての地位を目指すという。
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