博報堂事業プロデュース局は、同社研究開発局とともに2006年に実施されたイベント(計37施策、約5万人規模)を対象に、生活者のブランド体験を測定する大規模な調査を実施。この結果と研究成果をもとに、ブランド体験型事業施策を評価する新手法「Ex-point リサーチ」を開発したことを、2006年12月25日に発表した。
この手法では、ブランド体験を「Pre-Experience(事前体験)」・「Inter-Experience(期間中体験)」・「Post-Experience(事後体験)」という3つに分けて領域別に調査を行い、各種媒体・クチコミなど2次接触者に対する波及効果を数値化して、各施策の構成要素や接触メディアとブランド貢献の関係性を分析する調査を加える。
これによって、各事業の効果を数量的に比較することが可能となり、その成果を相対的に評価・検証することができる。さらに、このデータを利用して今後の課題を発見し、実体験型事業領域の評価と効果の最大化の提案を行うことも可能としている。
プレスリリース:「ブランド実体験型事業の評価手法「Ex-point リサーチ」を開発」