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テキスト広告

 インターネット広告における表現方法のひとつ。テキストのみで表現される広告を指す。 

 インターネット黎明期から、メーリングリスト(ML)やメールマガジンなどメール広告において活用されてきたが、現在は、ウェブでもコンテンツ連動型広告や検索連動型広告で多く使用されている。コンテンツ連動型広告ではウェブ上で使われている語とマッチングにおいての広告を表示し、検索連動型広告では検索ワードに即した広告を表示する 

 そのメリットとしては、バナー広告やリッチメディア広告に対し、データ量の少ないテキストに特化することによって、表示の負荷を軽減できることがまず挙げられる。また、画面に占める面積も少ないので煩雑さもあまりなく、文字数も多くないので、サイト名や商品名、宣伝内容が簡潔に伝わる効果もある。

 デメリットとしては、テキスト表現のみであるために、ヴィジュアル的なインパクトに欠けることが挙げられる。よって、広範なターゲットを見込む広告にはあまり向かない。コンテンツ連動型および検索連動型広告で主に用いられるのは、ユーザーの目的が明確で限定的であるからだ。

 また、現在もメール広告ではテキスト広告が使われているが、MLやメルマガなどの需要が全般的に減少し続けており、同時にHTMLメールでのヴィジュアルを用いた広告が増えているため、さほど目立ってはいない。

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この記事の著者

松谷 創一郎(マツタニ ソウイチロウ)

1974年生まれ。広島県出身。ライター。2001年、共著『サブカルチャー世界遺産』(扶桑社)を刊行。2004年、カルチャースタディーズ研究所に主任研究員として在籍。2005年、国際大学グローバルコミュニケーションセンターに編集主任として在籍。専門領域は、社会事象、映画やマンガなどのサブカルチャー全般、若者文化など。これまでに仕事をしてきた媒体は、『日経エンタテインメント!』『SPA!』『サイゾー』『ダ・ヴィンチ』『創』『週刊アスキー』『別冊宝島...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/07/21 16:55 https://markezine.jp/article/detail/57

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