アイシェアは、お歳暮に関する調査を行い、30代・40代を中心とした同社のサービス会員489名から回答を得た。まず、お歳暮や暑中見舞いなどをもらった経験がある人は全体の58.1%。40代では73.5%だが、30代では43.6%と半数を割っている。
今年、お歳暮を贈る予定があるかについては「申し込み済み」が1.4%、「贈る予定」が27.2%で、合わせて28.6%が「贈る」と回答。お歳暮を 贈る人にどこで購入するかをたずねると、「店舗」が72.1%で最も多く、「インターネット通販」が40.7%で続いている。インター ネット通販は、女性で46.4%、30代で47.4%の高い利用率となっている。
お歳暮やお中元などを貰った経験がある人に、もらった品物の値段を調べたことがあるかをたずねたところ、35.6%が「ある」と回答。お返しをする際には、ある程度いただきものの値段を知っておきたいという心理の表れだろうか。また、値段以外の情報を調べたことがあるという人も16.5%いて、購入した店舗やメーカー元の情報、産地や成分表などといった情報を調べているようだ。「おいしかったので自分でも買おうと店の場所を調べた」など、気に入った商品の情報をさらに掘り下げて調べた人も少なくない。
かたちばかりとはいえ、喜んでもらえるものを贈るのは難しいもの。これまで「お歳暮なんて」と思っていた若い世代が贈る側になったとき、インターネットはますます頼りにされそうだ。
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