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CTR/CVRなどの数値把握だけではない
広告効果測定を活用するメリット

2008/12/24 11:00

 経済環境の悪化により、今後マーケティング予算の縮小は否めない。その中で費用対効果を明確することが求められてくるだろう。今回は、ネット広告との相性がよい、レンタルサーバーサービス事業を展開するクララオンラインの岩井氏に、広告効果の測定ははじめたきっかけや、CTR/CVRの把握だけではない、活用のメリットについてきいた。【広告効果測定特集ページは絶賛公開中!】

さまざまな広告手法の管理や効果測定に悩み

 ─ はじめに、クララオンラインのビジネスについて教えてください。

 岩井氏:弊社は、1997年に創業し、東京、名古屋、台北、シンガポールを拠点としてサービスを提供しているサーバホスティング会社です。サーバをお客様専用に提供する「専用サーバサービス」、サーバと共にFirewall、サーバロードバランサなどと組み合わせた「複合型ホスティング」、などを事業の中心としています。2006年には法人営業部を設立し、Webだけではなく、オフサイトでの営業活動も積極的に行っています。

 ─ いままで、どのようなマーケティング施策に取り組んできたのでしょうか。

 以前は紙媒体やWebをはじめ、さまざまな広告チャネルを試しました。紙媒体についても、最近までは広告を掲載していました。今でも紙媒体をきっかけに弊社に興味を持っていただくケースはあるはずで、「広告効果の見込めるメディア」であることに間違いはないと思っています。しかし、経営陣には費用対効果を明確にしなければならないので、その点で紙媒体は効果が見えにくいという問題があります。

 弊社は、専用サーバを複数台運用するような企業をターゲットにしています。そうすると、最適なメディアは限られてきます。現在では、流動的ではありますがWebが8割、それ以外が2割という比率になっています。主に、オーバーチュアやアドワーズを活用していますが、弊社サービスの場合はGoogle経由が多いですね。

 アクセス解析サービスは、Urchinを使っていました。Urchinは、多機能な部分がよいのですが、裏を返せば高度な使い方に向いているということであり、私たちでは、十分に使いこなせていない状態でした。Google Analyticsも良さそうなのですが、Googleを経由するという部分でポリシー的に使えませんでした。そこで、広告効果を測定したいと思い、いろいろ探していたところ、たまたまアドエビスを発見し、導入した次第です。

直感的に“使える”と感じた

 ─ 実際にアドエビスを導入して、特によいと感じている点はどこでしょう?

 情報が整理されていて直感的に使えるところが気に入っています。特に使ってみて有用だと感じたのは、Web経由での注文や資料請求において「いつ、誰が、どのような広告経路でアクセスし、ご注文に至ったか」が明確に分かるようになったことです。アドワーズでもPVはわかりますが、どのような経路でアクセスしてきたかまでは分かりません。

 弊社のサービスをWebから注文いただく前の一定期間内に、お客様がアドワーズなどのウェブ広告をクリックしていた場合、その結果はコンバージョンとして残ります。しかし、その注文が純粋にWeb広告の成果であるかどうかは、コンバージョンの結果からだけでは判断できません。

 そこで、コンバージョンを得た注文について、営業の関与を調査したところ、多くの案件において直接関わっていたことがわかりました。2006年の後半から、オフサイトでの営業活動に力を入れてきた弊社にとって、この結果から、今まで行ってきたことの成果を確認できました。弊社では、お客様の注文を自動送信メールで確認できます。これをアドエビスが取得した注文日時と照合することで、注文者や経由した広告の特定など、コンバージョンが発生した注文についての情報を詳しく知ることができます。

 この方法はコンバージョンが多くなると大変ですが、弊社では、高価格帯のサービスの注文が多く、コンバージョンも一定の範囲内で推移しており、当面は問題ないと考えています。このように、ある広告を打ったときに、CTR/CVRといった数字把握ができることに加え、広告を打つことで、自社にどのような形で利益をもたらすのかが、はっきり見えるようになったことは非常に大きなメリットと感じています。

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