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メールマーケティング導入前に検討しておくべきポイント【メールマーケティング基礎】

2009/01/19 12:00

 メールマーケティングを効率よく行うためには、データベースと連動した配信システムの利用し、運用に必要なリソースをそろえる必要があります。本稿では、メールマーケティングの検討・導入に考慮すべきポイントを説明します(この記事は『オンライン・マーケティング&ネット広告 HANDBOOK』から転載しています)。

担当者に求められること

 メールマーケティング導入に関して、オンライン・マーケティング担当者に求められる仕事は、下記のような作業です。

  1. メールマーケティングで期待する目的とゴールを明確化する
  2. 適切な配信ツールと予算を確保する
  3. 制作・運用に必要な社内・社外リソースを調整する

メール配信システムにかかる費用

 One to Oneメール配信をするためには、顧客データベースと連動したメール配信システムを導入する必要があります。顧客情報を扱うにあたり、社外の環境に顧客情報を出したくない場合や、既存のデータベースと連動させるなどカスタマイズが必要な場合はメール配信ソフトウェアを導入、簡単にはじめるにはASPを利用するという2つの選択肢があります。

ソフトウェア導入の場合

 ソフトウェアのライセンス費は、多くの場合見積もりベースとなり、一般には公開されていませんが、メール配信用のネットワークの構築や、ハードウエアの導入などを考慮した場合、数百万円規模の初期投資が必要になるでしょう。また、自社でシステムを管理する必要があるので、メンテナンスのコストも考慮する必要があります。

ASPを利用する場合

 アプリケーション・サービス・プロバイダ(以下、ASP)にお願いする場合の費用は初期費用と、月額費用という形で考えます。初期費用はシステムアカウントの設定等で10万円前後かかります。また、登録する顧客データの項目追加など、カスタマイズをお願いする場合には、数万円~の追加料金が別途必要です。

 月額費用は管理する顧客のメールアドレス数に応じた従量課金を設定し、メールの配信回数に制限がないのが一般的です。登録されているメールアドレスが5,000アドレスまでで、月額25,000円程度です。また、メールアドレスが2~30万を超える場合には、別途見積もりが必要です。よって、無効なメールアドレスや、過去一定の期間配信されたメールを全く開封されないメールアドレスなどは、こまめに削除したほうがコストは削減されます。

 ASPの配信ステムの利用を決めた場合、ASPから提供されるデータベースの項目に追加などのカスタマイズが必要なければ、申込みから利用開始まで最短2営業日程度で開始できます。申し込みの手順としては、(1)問い合わせ、(2)データベース項目の確認、(3)アカウントの発行、を経て運用開始となります。顧客データのアップロードや配信設定などの作業は全てインターネットから行えます。

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