今回発表されたプロダクトのひとつ「Search Retargeting for Display Advertising」は、検索キーワードからユーザーの関心をとらえ、ディスプレイ広告によってりターゲティングするもので、たとえば「サンダル」という言葉で検索したユーザーには、適切なはきものの広告が表示されるようになる。
また「Enhanced Retageting for Display Advertising」は、標準的なサイトリターゲティングと動的な広告生成を組み合わせたもの。飛行機のチケットを取り扱うサイトに、ある区間の飛行機のチケットを探しにきたユーザーが再びそのページを訪れたときに、その特定のフライトについてパーソナライズされたチケット情報を提供することができる。
3つめの「Enhanced Tageting Capabilities for Display Advertising」は、スポンサードサーチとコンテンツマッチプログラムのための拡張されたターゲティング機能。広告主は時間帯・曜日といった広告のスケジュールやリーチしたいユーザーの年代・性別などの条件を設定し、適切な対象にリーチするため、セグメントによって入札価格を変更することが可能になる。
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